原子力発電について
美浜発電所3号機事故について

美浜発電所3号機事故のような事故を二度と起こしてはならないという固い決意のもと、事故を忘れず、反省と教訓を深く心にとどめ、安全最優先を実践できるよう、社員一人ひとりの意識を高める取組みを行っています。

「安全の誓い」の日の取組み

「安全の誓い」の日を制定

二度と同じような事故を起こさないとの誓いを新たにするため美浜発電所構内に石碑を建立し、毎年8月9日を「安全の誓い」の日としました。

黙祷・献花

8月9日の事故発生時刻(15:22)に全社員が黙祷を行い、被災された方に対する哀悼の意を表し、社員一人ひとりが毎年「安全最優先」の思いを新たにしています。

安全行動宣言

社員全員がCSRコンダクトカードに「私の安全行動宣言」を記入し、安全最優先で業務に取り組んでいます。「安全の誓い」の日には、あらかじめ自らが記入した安全行動宣言を再確認することにより、今後も安全最優先で取り組むことを改めて誓います。

日常業務における取組み

経営層と現場第一線社員との対話活動

社長を含む経営層が現場第一線で社員と直接対話をしています。経営層が、安全最優先について自らの言葉で伝えています。また、現場第一線の声から、経営層が現場の実態を把握し、発電所運営に反映しています。

メーカ、協力会社との対話活動

安全に関する提案、要望に適切に対応するため、メーカ、協力会社との対話活動を行っています。

美浜原子力PRセンターのパネル展示

美浜原子力PRセンターでは、美浜発電所3号機事故の概要などをパネルで解説しています。

安全意識を高める取組み

社内研修

新入社員から新任役職者までが、階層別の研修において、事故の概要や反省、教訓を学んでいます。また、発電所においては、協力会社と当社の社員に対して、事故を経験した社員による講演会を実施しています。

社内ウェブサイトを活用した啓発活動

社内ウェブサイトに、事故に関係する書類や社内関係者の証言録をまとめたライブラリを掲載し、事故の反省、教訓を確実に継承していく取組みを行っています。また、事故の概要や再発防止対策等をまとめた冊子も掲載し、これをもとに原子力部門では職場内ディスカッションを行い、安全意識の向上に取り組んでいます。

用語解説

事業概要