原子力発電について
美浜発電所3号機事故について

「安全の誓い」の日

2024年8月9日
関西電力株式会社

 弊社は、平成16年(2004年)、美浜発電所3号機において、5名もの方が尊いお命を亡くされ、6名の方が重傷を負われるという、大変な事故を発生させてしまいました。
 事故の反省と教訓を深く心にとどめ、「二度とこのような事故を起こしてはならない」という決意を毎年新たにしていくため、弊社は、事故発生日の8月9日を「安全の誓い」の日と定めました。

 本日8月9日(金)、事故が発生した時刻(15時22分)には、全社の各職場で一斉に、亡くなられました方々のご冥福をお祈りし、黙祷をささげるとともに、重傷を負われた方々の一日も早いご本復を心からお祈りしました。そして、「今後とも何事にも安全最優先で取り組む」ことを、従業員全員で誓い合いました。

 社長・森望は、美浜発電所構内の「安全の誓い」の石碑の前で、安全の徹底を固く誓い、黙祷をささげるとともに、「日頃から、自分の身の回りにリスクが潜んでいないか考え、気づいたことにはどんな小さなことでもためらわず声をあげ、そして、自ら行動に移してほしい。グループ全員が、この「気づく、言える、行動する」を実践することで、事故・災害のない職場を創り上げてもらいたい。」とのメッセージを全社に発信しました。

「安全の誓い」を宣言する様子

安全の誓い

 当社は、平成十六年八月九日、美浜発電所三号機において、五名もの方が尊いお命を亡くされ、六名の方が重傷を負われるという、大変な事故を発生させてしまいました。
 亡くなられました方々のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、重傷を負われました方々の一日も早いご本復を願っております。

 当社は、二度とこのような事故を起こしてはならないと固く誓い、「安全を守る。それは私の使命、我が社の使命」との社長宣言のもと、社会の皆さまにお約束した、事故の再発防止対策の確実な実施と安全文化の再構築に、全社一丸となって取り組んでおります。

 事故から二十年にあたる本日、改めて、事故の反省と教訓を決して風化させることなく、今後とも被災された方やご遺族、ご家族のご無念や苦しいお気持ちをしっかりと胸に刻み、すべての事業活動において、安全を最優先に、業務を確実に遂行し、安全の実績を一つひとつ積み重ねていくべく、全力を尽くすことを誓います。

令和六年八月九日
関西電力株式会社
社長 森 望

用語解説

事業概要