5.議事概要 |
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5-1.第16回検証委員会で頂いた意見に対する対応状況について |
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第16回検証委員会で委員の方から頂いた意見に対する対応状況について、原子力保全改革委員会事務局から報告し、審議・了承。 |
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5-2.美浜発電所3号機事故再発防止対策の実施状況について |
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美浜発電所3号機事故再発防止対策の実施状況について、原子力保全改革委員会事務局および経営監査室から報告。 |
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<意見等> |
○ |
原子力監査グループの体制見直しについては、今後、その効果等の確認を行い、引き続き、監査にふさわしい体制を求めていく姿勢を期待したい (小松原委員)。 |
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5-3.安全文化醸成活動状況および監査結果について |
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安全文化中間状況確認結果および4つの重点施策のうち、若手社員育成策の充実・強化を除く3つの重点施策の実施結果について、原子力事業本部から、また、同監査結果について経営監査室から報告し、審議。引き続き、若手社員育成策の充実・強化の実施結果について、原子力事業本部から、同監査結果について経営監査室から報告し、審議。 |
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<審議結果> |
○ |
関西電力の平成23年度安全文化醸成活動については、 「プラント安全」、「労働安全」、「社会の信頼」の中間状況の確認結果において、特に新たに取り組むべき課題が見受けられないことから、引き続き、これまでの重点施策に取り組まれたい。 |
○ |
今回のテーマである「若手社員育成策の充実、強化」については、平成20年度から継続して取り組まれ、指導員を指名し、OJTにより育成するペアリング等の各種施策が、各発電所で効果を発揮しつつある。検証委員会としても、9月の高浜発電所視察時に育成担当等との懇談を実施し、熱心に 指導方法を工夫している様を確認した。
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○ |
平成23年度下期以降、関西電力において、福島第一原子力発電所事故の影響、問題点を把握し、教訓などを継続的に得るとともに、それが安全文化醸成活動に、どのように取り入れられていくか、そのプロセスを確認していく。 |
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<意見等> |
[安全文化醸成活動] |
○ |
安全文化醸成活動においては、現在の何も起こっていない安全な状態を続けていけば良いというだけではなく、この安全な状態の中にあっても、何か新たな事故や危険の可能性が隠れていないか探り出そうと継続的に努力することも極めて重要である。そのためには、何か気がかりなことが出てくれば、些細な事であっても、皆で議論をして改善につなげていくことが大切である(東副委員長)。 |
○ |
より一層の安全のために、自らの判断により、困難な工事に積極的に取り組む関西電力の姿勢は、重要な文化になっていると思う。今後ともその文化を失うことなく、定着させていくことを期待する(小松原委員)。 |
○ |
津波が到来したが冷温停止することができた女川原子力発電所等の事例や、福島事故の対応支援のため関西電力から派遣された社員が、直接、現地で見、肌で感じたことから得られる教訓を、安全文化の醸成活動に活かしていくことも大切だと思う(小松原委員)。 |
○ |
プラントが長期に止まっていることで、定検作業のサイクルが乱れ、リスクが生じる恐れもあるが、しっかりとした安全文化が構築されておれば、自分達で高い意識を持って主体的に対応できると思うので、引き続き安全文化の維持、改善に努めてほしい(田中委員)。 |
○ |
今後、発電所の長期停止が続いていくのであれば、所員や協力会社社員のモラール等も含めて安全文化醸成活動に悪影響がないかなどにも着目するとよい(増田委員)。 |
○ |
関西電力が安全対策の説明をする際には、規制要求を満足しているから大丈夫という説明だけでなく、過去に蒸気発生器取替に予防保全的に取り組んだように、規制要求レベルをさらに踏み込んで対策を講じているような説明をしていくことがよいと思う(増田委員)。 |
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[若手社員育成策の充実・強化] |
○ |
若手社員育成の充実・強化のための各施策については、育成担当役付等に加えて、育成対象である若手社員の意見・評価等も踏まえながら、長期的にもフォローして、更なる改善に努めてほしい(小松原委員)。 |
○ |
教育では、押し付ける教育ではなく、個人になぜその教育が必要であるかを考えさせ、自分で計画を立て進めるような仕組みにすることが大切である(田中委員)。 |
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5-4.報告事項について |
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原子力事業本部から、大飯発電所3号機の安全性に関する総合評価(ストレステスト)一次評価結果と安全確保対策について報告。 |
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<意見等> |
○ |
福島第一原子力発電所事故を踏まえた安全対策が進められていることは理解した。各発電所のより一層の安全確保に努められたい(佐藤委員長)。 |
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5-5.平成23年度下期の検証テーマと検証の視点について |
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平成23年度下期の検証テーマと検証の視点について経営監査室から提案し、審議。 |
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<審議結果> |
○ |
平成23年度下期(第18回検証委員会)の検証テーマと検証の視点については、以下のとおりとすることで了承。 |
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検証テーマ |
視 点 |
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美浜発電所3号機事故再発防止対策の実施状況 |
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再発防止対策が確実に定着しているか。 |
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安全文化の醸成状況 |
・ |
平成23年度安全文化の評価状況 |
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福島第一原子力発電所事故の問題点、事故から得られた教訓等がどのように捉えられ、安全文化醸成活動に取り入れられていくか。 |
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