火力発電について
火力燃料
燃料の種類
関西電力の火力発電では、主に「液化天然ガス(LNG)」、「石炭」、「石油」などの化石燃料を使用しています。それぞれの燃料について、ご説明します。
LNG
【特徴】
- ・LNGは、気体の天然ガスを約マイナス160℃まで冷却して液化し、体積を約600分の1にしたものです。
- ・超低温で貯蔵・輸送する必要があるため、専用の貯蔵タンクやLNGタンカーなどの設備が必要です。
- ・燃焼時のCO₂排出量や窒素酸化物の発生量が石炭や石油に比べて少なく、化石燃料の中では比較的環境負荷の小さい燃料です。
LNGを主な燃料として使用する発電所

LNGタンカーってなに?
LNGタンカーは、超低温(-160℃)の液化天然ガスを安全に輸送するために特別に設計された専用船です。燃料輸送を通じて関西の生活や経済を支える重要な役割を担っています。石炭
【特徴】
- ・石炭は用途によって一般炭と原料炭などに分類され、火力発電の燃料には主に一般炭が使用されます。
- ・固体燃料であるため、石炭を粉砕する設備やコンベアなどの運搬設備が必要となります。
- ・燃料価格が比較的安く、経済性に優れる一方、燃焼時のCO₂排出量が多く、環境負荷は相対的に大きくなります。
石炭を主な燃料として使用する発電所

石炭はそのまま燃やすの?
固形物である石炭を微粉炭機という機械ですりつぶして粉状にし、その後ボイラーで燃焼させます。 関西電力唯一の石炭火力発電所「舞鶴発電所」裏側石油
【特徴】
- ・石油には、地下から採取された原油と、原油を精製してつくられるさまざまな石油製品があります。当社の火力発電では、石油製品の一つである重油を燃料として主に使用します。
- ・LNGや石炭と比べて貯蔵や運搬が容易で、必要量の増減にも対応しやすいなど、調達の柔軟性に優れています。
- ・一方で、燃料価格や発電効率などの影響により、LNGや石炭と比べて発電コストが高くなる傾向があります。
石油を主な燃料として使用する発電所

燃料調達の実績
LNG
調達先の多角化や、長期契約とスポット調達の組み合わせに加え、トレーディングによる需給調整などを通じて、燃料調達の安定性・経済性・柔軟性の確保に努めています。
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国名
|
比率 |
|---|---|
|
オーストラリア
|
45.1% |
|
インドネシア
|
17.6% |
|
カタール
|
13.9% |
|
アメリカ
|
8.9% |
|
その他
|
14.6% |
457万t
石炭
性状や物流面などを総合的に勘案し、オーストラリアからの調達が多くなっています。同国内でも調達先を分散するなど、安定的な燃料調達に努めています。
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国名
|
比率 |
|---|---|
|
オーストラリア
|
72.1% |
|
インドネシア
|
16.4% |
|
アメリカ
|
11.5% |
327万t