基準地震動の策定と認可状況
当社は、基準地震動の策定について、FO-A断層、FO-B断層、熊川断層の3連動の考慮やその断層上端までの深さを3kmとすること等の考え方を示し、その上で基準地震動が、高浜発電所で700ガル※1、大飯発電所で856ガル、美浜発電所で993ガルになることを説明しました。
審議の結果、高浜発電所については平成27年2月12日に、美浜発電所については平成28年10月5日に、大飯発電所については平成29年5月24日に許可をいただきました。
基準地震動の策定に関しては、当社ホームページ「若狭トピックス」にて随時情報公開を行ってまいります。
- ※1
- ガル(単位・gal):地震による地盤や建物等の揺れの強さを表す加速度の単位
発電所名 | これまでの基準地震動 (平成21年3月に国に報告) |
審査会合での審議結果 |
---|---|---|
高浜発電所 | 550ガル | 700ガル |
大飯発電所 | 700ガル | 856ガル |
美浜発電所 | 750ガル | 993ガル |
大飯発電所 F-6破砕帯における調査
大飯発電所敷地内において、溝(トレンチ)を掘って地層の変位等を確認するトレンチ調査や、ボーリング調査等を実施し、F-6破砕帯が活断層でないことを確認しました。
- ▼大飯発電所 F-6破砕帯における調査写真