美浜発電所では、福島第一原子力発電所の事故の教訓を踏まえ、安全性・信頼性を高めるため、何重にも防護策を講じ、安全対策に取り組んでいます。
美浜発電所3号機の運転期間延長認可について(2016年11月16日)
美浜発電所における主な安全対策
安全性向上対策工事について
新規制基準対応や自主的な取組みを着実に実施し、安全性向上対策を推進しました。
引き続き、安全最優先での再稼動および、再稼動プラントの安全・安定運転に万全を期してまいります。
原子力発電所の主な安全性向上対策工事
美浜発電所3号機

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①原子炉格納容器に係る耐震裕度向上工事
原⼦炉格納容器円筒部に補強材を設置
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②外部遮へい壁耐震補強工事
耐震性向上のため、外部遮蔽壁上下部を補強
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③炉内構造物取替工事
耐震性向上および海外プラント事例を踏まえた
予防保全の観点から炉内構造物を取替え -
④緊急時対策所設置工事
プラントに緊急事態が発生した際、
事故の制圧・拡大防止を図る対策所を設置 -
⑤防潮堤設置工事
津波対策として、防潮堤を設置
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⑥使用済燃料ピットラック取替、補強工事
使⽤済燃料ピットラック耐震性向上のため、
床に固定しない「フリースタンディングラック」に取替え。
背⾯地盤に鉄筋コンクリート造の床、鋼管杭を打設等実施 -
⑦火災防護対策工事
敷設されている⾮難燃ケーブルに対し、難燃ケーブルに引替えや防⽕シートの施工等による防⽕措置を実施
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⑧中央制御盤取替工事
保守性向上の観点から、中央制御盤全体を最新のディジタル式に取替え