高浜発電所では、福島第一原子力発電所の事故の教訓を踏まえ、安全性・信頼性を高めるため、何重にも防護策を講じ、安全対策に取り組んでいます。
高浜発電所3,4号機|新規制基準への適合性申請について
高浜発電所1,2号機|新規制基準への適合性申請について|運転期間延長認可申請について
高浜発電所における主な安全対策
安全性向上対策工事について
新規制基準対応や自主的な取組みを着実に実施し、安全性向上対策を推進しました。
引き続き、安全最優先での再稼動および、再稼動プラントの安全・安定運転に万全を期してまいります。
原子力発電所の主な安全性向上対策工事
高浜発電所1,2号機
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①緊急時対策所設置工事(1~4号機)
プラントに緊急事態が発生した際、事故の制圧・拡大防止を図る対策所を設置
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②燃料取替用水タンク取替工事
耐震裕度を向上させるため、増板厚した新タンクに取替え
(旧タンクの仮置き状況) -
③格納容器上部遮蔽設置工事
重⼤事故時の格納容器からのスカイシャインガンマ線を低減するため、
格納容器上部外側にドーム状の遮へいを設置 -
④火災防護対策工事
敷設されている⾮難燃ケーブルに対し、難燃ケーブルに引替えや防⽕シートの施工等による防⽕措置を実施
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⑤海水取水設備移設工事(2号機のみ)
基準地震動の⾒直しを踏まえ、強固な岩盤上に海⽔管を移設
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⑥中央制御盤取替工事
保守性向上の観点から、中央制御盤全体を最新のディジタル式に取替え