地域・社会貢献活動

   本大会は、滋賀県の瀬田川で行われる全長約７ｋｍのロングレースです。このレースは、通常の大会で行われる直線のコースとは違い、約３．５ｋｍの蛇行する川を往復し、そのタイムを競い合うレースです。また、ロングレースは、川などで開催されることが多く、単純に漕ぐ力だけでなく、コース取りにより最短距離で漕ぐこと等レース運びも非常に重要となります。当社チームは、１日目はシングルスカル種目で出場し、２日目はダブルスカルとボート競技の花形種目であるエイトに初出場しました。

　大会初日は、シングルスカルに６名が出場し、今年のＵ２３日本代表選手を始め、関西の強豪選手が出場する中で、納田選手が１位、津田選手が２位、窪選手が４位と上位を独占することができました。
　なお、納田選手は、他艇を大きく引き離しての優勝で、全日本代表選考合宿に向け、良いスタートを切ることができました。

　二日目は、ダブルスカルとエイトに出場しました。ダブルスカルは、吉川選手と村松選手（小浜水産高校）が出場、今回始めてペアを組みましたが、健闘し３位に入賞しました。
　また、立命館大学と混成クルーで出場したエイトはみごと優勝を飾りました。当部員はスイープ種目（両手で１本のオールを使用する種目）の出場も、ボート競技の花形種目であるエイトに乗るのも初めての経験でしたが、意外とスムーズに漕ぎ切ったことに周囲もびっくり。「いつかエイトに乗ってみたい！」という選手達の夢が叶ったこともあり、終始楽しく笑顔いっぱいのレースとなりました。また、瀬田合宿では毎回、立命館大学と合同練習を実施させていただいており、今回を契機に、来シーズンのレースで再び混成クルーで出場することを誓い合い、親交を深めました。
　エイトの艇・オールを提供いただいた立命館大学の皆さん、本当にありがとうございました。