
2024年度下期の主な取組み
原子力の安全文化醸成のため、終わりなき活動に粘り強く取り組む
- 安全文化※1のさらなる醸成に向けて、2024年度重点施策を実施
- 発電所をはじめ原子力部門に所属する社員と、幹部との対話
- 安全文化の理解浸透に向けて新たな教育の取組みを実施
- 専門知識を有する「株式会社原子力安全システム研究所」※2と協同して、社員アンケート等を実施のうえ安全文化の醸成状況を評価
-
※1組織と個人が安全を最優先する風土や気風のこと。
「安全に関する責任」、「コミュニケーション」、「問題提起できる環境」などの10特性と、これに紐づく「業務の理解と遵守」、「当事者意識」、「協働」など43の属性が、世界的に共通の安全文化要素として使用されている。 - ※2原子力発電の安全性および信頼性の向上を目指し、技術的側面だけでなく人間科学・社会科学の側面にも着目し、調査・研究を行い、その成果を広く発信。 当社グループ会社。

様々なコミュニケーション活動により安全性向上対策の状況等をご説明し、皆さまの声をいただく
- 原子力を含めたエネルギーに関する理解を深めていただくため、福井県内外の学校を訪問し、出前教室を実施(164回、5,757人)
- 発電所立地地域で各戸訪問(立地3町計10回、のべ約4,800戸)
- 現地またはオンラインによる発電所見学会を実施(744回、11,621人)
- 原子力を含めたエネルギー説明会を福井県内外で実施(170回、2,049人)

原子力安全性向上に対する当社の姿勢と取組み
当社は、美浜発電所3号機事故以降、「安全を守る。それは私の使命、我が社の使命」との社長の宣言のもと、安全最優先の事業運営を行ってきました。
東日本大震災以降、東京電力福島第一原子力発電所事故の反省と教訓を踏まえ、安全性向上に向けて自主的かつ継続的な取組みを進めています。