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あくなき安全性の追求
大飯発電所の安全対策

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大飯発電所だより2025年3月

大飯発電所4号機の運転再開

 大飯4号機は、2024年12月14日から行っていた第20回定期検査において、当初の計画通り、2025年2月22日に定期検査の最終段階である調整運転を開始しました。その後、3月19日に総合負荷性能検査を実施し、本格運転を再開する予定です。
 また、大飯3号機は2025年6月1日から第21回定期検査を開始する予定です。引き続き大飯3、4号機の安全・安定運転に努めてまいります。

右から大飯3号機、4号機の原子炉格納容器
【右から大飯3号機、4号機の原子炉格納容器】

大飯発電所運営状況 2025年3月

使用済燃料対策ロードマップの見直し

 日頃よりおおい町の皆さまには、発電所の運営にご理解、ご支援を賜り、誠にありがとうございます。
 当社は、今年2月に使用済燃料対策ロードマップを見直し、福井県および各立地町等に報告しました。
 使用済燃料対策ロードマップは、2023年10月に策定し、日本原燃六ヶ所再処理工場への搬出、使用済MOX燃料再処理実証研究に伴うフランスへの搬出、中間貯蔵施設の操業に向けた取組みを実施してまいりましたが、再処理工場の竣工目標の変更に伴い、ロードマップを見直すこととしていました。
 国や他の事業者等とも連携し、見直した概要は以下の通りです。
 今回見直したロードマップに従って搬出することで、使用済燃料は各発電所で満杯になることはなく、将来的には使用済燃料貯蔵量が減少する見通しです。
 今後、このロードマップに従い使用済燃料の県外搬出を確実に進めてまいります。

使用済燃料対策ロードマップ

  • ・六ヶ所再処理工場の2026年度中の竣工に向け、関西電力を中心に、審査・検査に対応する人材を更に確保
  • ・2027年度から再処理開始、2028年度から使用済燃料受入れ開始。再処理工場への関西電力の使用済燃料の搬出において、2030年度までの3年間で198tを搬出(全体再処理量の約6割)。その後も必要量を確保し搬出するよう取り組む
  • ・使用済MOX燃料の再処理実証研究のため、2027年度から2029年度にかけて高浜発電所の使用済燃料約200tを仏国オラノ社に搬出、データ充実化が必要になったことを踏まえ、さらに200t関西電力から搬出容量枠を確保し、まず2030年度から100tを搬出する
  • ・中間貯蔵施設の他地点を確保し、2030年頃に操業開始
  • ・中間貯蔵施設の操業を開始する2030年頃までの間、六ヶ所再処理工場および仏国オラノ社への搬出により、使用済燃料の貯蔵量の増加を抑制
  • ・あらゆる可能性を組み合わせて必要な搬出容量を確保し、着実に発電所が継続して運転できるよう、環境を整備する
  • ・本ロードマップの実効性を担保するため、今後、原則として貯蔵容量を増加させない
  • ・使用済燃料の中間貯蔵施設へのより円滑な搬出、さらに搬出までの間、電源を使用せずに安全性の高い方式で保管できるよう、発電所からの将来の搬出に備えて発電所構内に乾式貯蔵施設の設置を検討

使用済燃料対策ロードマップ

※受入れ量は前年度下期と当年度上期の再処理量の合計値であるが、2030年度上期の再処理量が公表されていないため、2029年度下期の再処理量の値を記載

使用済燃料貯蔵量推移見通し

今回見直したロードマップに従って、六ヶ所再処理工場、仏国(200t+追加100t)へ搬出することで、使用済燃料貯蔵量は管理容量以下で推移し、将来的には使用済燃料貯蔵量が減少する見通しです。

使用済燃料貯蔵量推移見通し

※管理容量:使用済燃料ピットの貯蔵容量から1炉心分を除いたもの。上図の管理容量は運転中プラントの合計を示しています。

当社は引き続き、必要な搬出容量の確保に取り組み、使用済燃料を着実に搬出することにより、原子力発電所を安定的に運転できる環境を整えてまいります。

ミライスイッチ

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関西電力では、原子力発電の立地地域の方々をはじめ、社会のみなさまから安心・信頼いただける発電所を目指し、「発電状況と環境モニタリング」「保守運営・保全対策」「事故やトラブルの報告」等の積極的な情報公開に努めています。

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