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あくなき安全性の追求
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大飯発電所だより2024年3月

大飯発電所3号機 定期検査スタート!

 大飯3号機は、2月10日から約3ヶ月の予定で第20回定期検査を開始しました。定期検査の開始に先立ち、2月9日には、発電所所員と協力会社社員が参加し、総決起大会を実施しました。

 近藤所長から「『事前検討はしっかりと』『準備から片づけまでは気を抜かない』『疑問や不安があれば手を止めて相談』を実践し、一歩ずつ着実に作業を進める」との訓示があり、大飯発電所で働く全員が一丸となり3号機定期検査の「無事故・無災害」の完遂を誓い合いました。

【総決起大会の様子】
【総決起大会の様子】

大飯発電所運営状況 2024年3月

使用済燃料乾式貯蔵施設設置計画Q&A

 3月7日に「FourSeasons特別号」として、乾式貯蔵施設設置計画について、おおい町民の皆さまにお知らせいたしました。今後、皆さまのご理解を賜りながら本計画を推進するため、今回は、乾式貯蔵施設の必要性に関する疑問についてお答えします。今後も本件については、継続してお知らせさせていただきます。

Q1 使用済燃料はどんなものですか?

使用済燃料とは、原子力発電所で使い終わった燃料のことです。
原子力発電所では、ペレットとよばれるウランを焼き固めた燃料を細長い管に入れ、それを束ねた燃料集合体を3~4年使用します。
使用済燃料は、青森県六ヶ所村の再処理工場*1に搬出し、リサイクルした後、再度燃料として使用します。

*1 2024年度上期のできるだけ早い時期の竣工に向け、関西電力を中心に審査・検査に対応する人材をさらに投入しています。

Q2 大飯発電所では使用済燃料をどうやって貯蔵しているのですか?

原子力発電所で使用した燃料は、使用済燃料プールに収納・貯蔵しています。プールでは、燃料から出る熱を取り除くために水を循環させています。このプールによって貯蔵する方式を「湿式」貯蔵と言います。
一方、今回、設置を計画している施設は「乾式」貯蔵です。
これは、「湿式」で十分に(15年以上)冷却した使用済燃料を、キャスク*2とよばれる金属製の頑丈な容器に入れ、空気により自然冷却するもので、冷却に電源を必要としない安全性の高い貯蔵方式です。

*2 使用済燃料を入れて貯蔵・管理するための専用の容器です。

発電所内の燃料集合体の移動・貯蔵イメージ
Q3 なぜ、発電所構内に乾式貯蔵施設が必要なのですか?

使用済燃料の中間貯蔵施設*3へのより円滑な搬出、さらに搬出までの間、電源を使用せずに安全性の高い方式で保管できるよう、発電所からの将来の搬出に備えて、発電所構内に乾式貯蔵施設を新たに設置します。

*3 使用済燃料を再利用するまでの間、一定期間貯蔵する施設です。2030年頃操業開始を目指しています。

Q4 「中間貯蔵施設への円滑な搬出」とは具体的にどういうことですか?

中間貯蔵施設にて使用済燃料を貯蔵するには、発電所内の使用済燃料プールに貯蔵している使用済燃料をキャスク容器に移し替えて輸送する必要があります。
発電所内に乾式貯蔵施設を設置することで、使用済燃料をキャスク容器に移し替えて輸送する作業が、発電所の定期検査*4などによって妨げられることなく、より円滑に実施できるものと考えています。なお、中間貯蔵施設が操業を開始すれば速やかに搬出します。

*4 定期検査時は使用済燃料プール内での燃料検査や、プール付近での他機器の点検作業スペースが必要になります。

乾式貯蔵施設への輸送のための燃料取扱建屋での作業イメージ

  • ①キャスク容器を使用済燃料プールに沈める
  • ②キャスク容器へ使用済燃料(24体)を収納し、1つ目の蓋を取り付ける
  • ③キャスク容器を気中に取り出し後、キャスク容器内部の水を抜いて乾燥し、内部を減圧したうえで、2つ目の蓋を取り付ける
  • ④車両上にキャスク容器を積み込む
  • ⑤貯蔵用衝撃吸収カバーなどを取り付ける
  •  使用済燃料をキャスク容器に移し替える作業を、安全に行うため日数を要します。

乾式貯蔵施設への輸送のための燃料取扱建屋での作業イメージ

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