訓練の実施
大飯発電所だより2021年12月
大飯発電所では、11月9日から10日の2日間、決められた時間内に事故対応用の資機材を設置できることを確認する重大事故対応訓練を実施しました。
海水を取水するために大容量ポンプを設置する訓練や、燃料ピットに水を補給する訓練など、約50名が参加し、適切に対応できることを確認しました。
また、11月19日には、3,4号機が地震により緊急停止し、原子炉を冷却できなくなる事象や、原子炉の一部の状況が一時的に監視できなくなる事象などを想定した原子力総合防災訓練を実施しました。
訓練では緊急時対策所に対策本部を設置し、决得所長以下約80名の原子力防災要員にて事故の収束にあたりました。
今後も引き続き、実効性のある原子力防災対策に向けて、より一層訓練の充実を図ってまいります。
大容量ポンプを用いた訓練の様子
原子力総合防災訓練の様子