大飯発電所3,4号機 工事計画認可申請および保安規定変更認可申請の補正書を提出しました
大飯発電所だより2016 特別号 VOL.20
平成28年12月1日、大飯発電所3、4号機の工事計画認可申請※1および保安規定変更認可申請※2の補正書を原子力規制委員会へ提出しました。
工事計画認可申請については、重大事故に対処するために使用する設備等の追加や、基準地震動(最大加速度856ガル)による耐震安全評価等を反映しました。また、保安規定変更認可申請については、原子炉設置変更許可申請の補正書の内容等を踏まえ、重大事故等発生時における要員の配置や手順書の整備に係る記載の充実等を行いました。
- ※1 工事計画認可申請…原子炉施設の詳細設計について技術基準を満たしていることを審査いただくために申請するもの。
- ※2 保安規定変更認可申請…運転管理(手順、体制等)等、原子炉施設の運用に関する事項を規定した保安規定について、原子炉等による災害の防止上十分であることを審査いただくために申請するもの。
【工事計画認可 前回申請(平成25年8月5日)以降の主な変更点】
<今回新たに申請した設備・施設>



【その他】
・原子炉下部キャビティ水位計 ・原子炉格納容器水位計 ・可搬型格納容器内水素ガス濃度計 等
【保安規定変更認可 前回申請(平成25年7月8日)以降の主な変更点】
- ○大飯発電所3、4号機の原子炉設置変更許可申請の補正書の内容等を反映
- ○先行プラント(高浜発電所等)の保安規定変更認可の内容を反映
12月6日、発電所構内において発電所の自衛消防隊と公設消防隊(若狭消防本部および大飯分署)との合同による消防総合訓練を行いました。
地震の発生により室内において火災が発生したことを想定し、迅速な消火活動や公設消防隊との連携等、本番さながらの様子で取組みました。
発電所ではいざという時に迅速な対応ができるよう、今後も訓練の充実に努めてまいります。

▲自衛消防隊による室内進入のための排煙活動の様子

▲現場指揮本部の様子