あくなき安全性の追求
美浜発電所の安全対策

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美浜発電所だよりVOL.121 2023年11月発行

美浜3号機 定期検査を実施中

 美浜発電所3号機は、2023年10月25日から約4ヶ月の予定で第27回定期検査を実施中です。

定期事業者検査を実施する
主な設備
原子炉本体
核燃料物質の取扱施設及び貯蔵施設
原子炉冷却系統施設
計測制御系統施設
放射性廃棄物の廃棄施設
放射線管理施設
原子炉格納施設
その他発電用原子炉の附属施設
今後の予定
  • ○原子炉起動、臨界
    2024年1月中旬
  • ○調整運転開始
    2024年1月中旬
  • ○本格運転再開
    2024年2月中旬

当社と協力会社による安全宣言の様子
(当社と協力会社による安全宣言の様子)

 10月23日に第27回定期検査に伴う総決起大会を開催し、安全管理、品質管理の徹底を決意しました。大会には当社および協力会社の従業員約130名が参加し、安全宣言を行いました。

原子力防災訓練・重大事故等成立性確認訓練を実施しました

原子力防災訓練(9月22日)

 設計基準事象を超える事象を想定し、原子力防災組織があらかじめ定められた機能を有効に発揮できることの確認ならびに重点実施事項として、2022年度訓練課題を踏まえた改善策の有効性を確認しました。

  • ※情報伝達の仕組み改善

緊急時対策所本部運営の様子
<緊急時対策所本部運営の様子>

現場実働訓練の様子
<現場実働訓練の様子>

重大事故等成立性確認訓練(10月12,13日)

 原子力発電所では重大事故発生時に迅速かつ的確に対応するため、各役割毎に能力の維持・向上に向け、定期的に教育・訓練を実施しています。当日は教育・訓練による技術的能力の有効性評価を確認する成立性確認訓練を実施しました。

炉心冷却のための水源確保の様子
<炉心冷却のための水源確保の様子>

ミス・アメリカに美浜発電所をご視察いただきました!

 11月1日に米国を代表する女性のコンテスト「ミス・アメリカ2023」で優勝し、大学で原子力工学を専攻しているグレース・スタンケさんに美浜発電所をご視察いただきました。

美浜原子力PRセンターご到着

 美浜町レイクセンターにて電池推進遊覧船に乗船した後、PRセンターにご到着。
構内ご視察前に懇談を実施しました。

美浜原子力PRセンターご到着

1号機原子炉格納容器他ご視察

 廃止措置工事中の1号機原子炉格納容器、1,2号機タービン建屋をご視察。工事作業の順番や解体作業の内容についてご質問をいただきました。

1号機原子炉格納容器他ご視察

3号機安全性向上対策ご視察

 原子炉格納容器を覆う外部遮へい壁補強、格納容器耐震補強工事など自然現象から発電所を守る備えについてご説明しました。

3号機安全性向上対策ご視察
ご説明資料(一例)

3号機安全性向上対策ご視察

緊急時対策所ご視察

 原子力災害時、事故対策本部となる緊急時対策所をご視察。情報把握設備、通信連絡設備についてご説明しました。

緊急時対策所ご視察

美浜原子力PRセンター帰着

 構内ご視察後、PRセンターに帰着。
 スタンケさんは終始、興味深くご視察いただき、多数のご質問もいただきました。
 終わりのご挨拶では「発電所を見学させていただき、本当に素晴らしいと思った。今後、原子力のエンジニアになり、日本で働くようなことになれば、美浜で働きたい。」とご挨拶いただきました!

美浜原子力PRセンター帰着

使用済燃料対策ロードマップの策定について

 当社は、10月10日に使用済燃料対策を着実に実施していくため、使用済燃料対策推進計画を補完する指針として、使用済燃料対策ロードマップを策定し、10月13日に福井県知事より、美浜発電所3号機の運転継続に関するご理解をいただきました。当社は、使用済燃料対策ロードマップに基づく取組みを着実に実施し、安全最優先で原子力発電所の安全・安定運転に全力で取り組んでまいります。

  • 六ヶ所再処理工場の2024年度上期の出来るだけ早い時期の竣工に向け、関西電力を中心に、 審査・検査に対応する人材を更に確保
  • 2025年度から再処理開始、2026年度から使用済燃料受入れ開始。再処理工場への関西電力の使用済燃料の搬出にあたり、必要量を確保し搬出するよう取り組む
  • 使用済MOX燃料の再処理実証研究のため、2027年度から2029年度にかけて高浜発電所の使用済燃料約200tを仏国オラノ社に搬出。さらに実証研究の進捗・状況に応じ、仏国への搬出量の積み増しを検討
  • 中間貯蔵施設の他地点を確保し、2030年頃に操業開始
  • 中間貯蔵施設の操業を開始する2030年頃までの間、六ヶ所再処理工場および仏国オラノ社への搬出により、使用済燃料の貯蔵量の増加を抑制
  • あらゆる可能性を組み合わせて必要な搬出容量を確保し、着実に発電所が継続して運転できるよう、環境を整備する
  • 本ロードマップの実効性を担保するため、今後、原則として貯蔵容量を増加させない
  • 使用済燃料の中間貯蔵施設へのより円滑な搬出、さらに搬出までの間、電源を使用せずに安全性の高い方式で保管できるよう、発電所からの将来の搬出に備えて発電所構内に乾式貯蔵施設の設置を検討

使用済燃料対策ロードマップ

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原子力発電に関する公開情報

関西電力では、原子力発電の立地地域の方々をはじめ、社会のみなさまから安心・信頼いただける発電所を目指し、「発電状況と環境モニタリング」「保守運営・保全対策」「事故やトラブルの報告」等の積極的な情報公開に努めています。

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