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美浜発電所だよりVOL.114 2022年3月発行

〈1,2号機 廃止措置工事中〉

 1,2号機の本格的な解体に向け、放射性物質による影響のないタービン建屋内機器の解体・撤去工事を実施しています。また、新燃料の搬出作業についても順次実施しております。なお、2022年度から第2段階(原子炉周辺設備解体撤去)を開始する予定(原子力規制庁による審査中)です。

1,2号機 廃止措置計画、第一段階(解体準備)実施中

〈3号機 第26回定期検査実施中〉

 3号機は、特定重大事故等対処施設(以下、特重施設)の設置期限(※)前の2021年10月23日から約13ヶ月の予定で第26回定期検査を実施しています。3号機の送電再開は、特重施設運用開始後の2022年10月20日を予定しています。

  • ※現在の規制では、発電所施設・設備の詳細設計にあたる工事計画の認可日から5年以内に特重施設を設置する必要があります。(3号機における設置期限:2021年10月25日)

特定重大事故等対処施設

美浜発電所 原子力防災訓練を実施しました

 2月18日に、原子力事業者防災業務計画に基づいた原子力防災訓練を実施しました。当日は、新型コロナウイルスの感染対策を徹底し、情報共有や事故収束戦略の決定を行う本部運営訓練、構内で発生した傷病者に対して救急対応(汚染除去等の応急処置)を行う原子力災害医療訓練などそれぞれの手順の有効性を確認しました。

本部運営訓練
<本部運営訓練>

原子力災害医療訓練
<原子力災害医療訓練>

緊急時モニタリング訓練
<緊急時モニタリング訓練>

社外有識者を主体とする
「第23回原子力安全検証委員会」を開催しました

美浜発電所3号機事故(※1)再発防止対策の取組状況等について社外有識者の方々に審議いただきました

 当社は、2021年12月1日に原子力事業本部(美浜町郷市)と東京支社をビデオ会議でつなぎ、社外有識者の方々を主体とする原子力安全検証委員会(※2)を開催しました。
 委員会では、「原子力発電の安全性向上に向けた自主的かつ継続的な取組みのさらなる充実(ロードマップ)の取組状況」や「美浜発電所3機事故再発防止対策の取組状況」等について審議していただき、委員の方から、「美浜3号機の再稼動が安全に実現されたことに敬意を表したい。その際、発電所OBが集中的な安全確認に参加して対応したとのことだが、原子力の施設は40年、60年と長期間にわたって使われるものであり、過去の経験・知見を発電所OBを通して活かしていることは、大変良いこと。」等のご意見をいただきました。
 当社は、今後も社外有識者の助言をいただきながら、原子力発電のたゆまぬ安全性向上に取り組んでまいります。

  • ※1:美浜発電所3号機事故…2004年8月9日に発生させてしまった美浜発電所3号機タービン建屋での2次系配管破損事故。
  • ※2:原子力安全検証委員会…「美浜発電所3号機事故再発防止対策」「原子力発電の自主的・継続的な安全への取組み」
    「原子力の安全文化醸成活動」について助言等をいただくための社外有識者を主体とした組織。

ミライスイッチ

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原子力発電に関する公開情報

関西電力では、原子力発電の立地地域の方々をはじめ、社会のみなさまから安心・信頼いただける発電所を目指し、「発電状況と環境モニタリング」「保守運営・保全対策」「事故やトラブルの報告」等の積極的な情報公開に努めています。

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