地域・社会貢献活動

ごあいさつ

  • これまでも、そしてこれからも

10周年記念

2001年、人と人をアートで結び、幸福な気持ちを感じてもらいたい、障がいのある方も含めたすべてのみなさまが、いきいきと生きることができる地域社会づくりにお役に立ちたいという思いをこめながら、関西電力は、アートで企業と社会をつなぐコラボレーションの試みとして、障がい者アートの公募展「かんでんコラボ・アート21」を開始しました。

この2001年は当社の創立50周年で、その記念行事の一つとして、「財団法人たんぽぽの家」のご支援をいただきながら無事開催することができました。

2004年、私たちはこの取り組みを継続することにしました。これまでの取り組みを振り返り、私たちは一貫して、障がいのある方々に、アート創造を通じて自己を表現する喜びを感じて頂きたい、また、多くの方々に作品に触れることで、作品の魅力と障がい者アートの可能性を感じて頂きたい、すなわち、アートを通じて共に感じあうエネルギーを感じていただきたい、という思いを持って取り組んでいたこと、また、私たちはこの取り組みに対して社会のみなさまから頂いた喜びの声にも励まされてきたことに改めて気が付いたからです。

2010年、この取り組みはおかげさまで無事10回を終えることができました。そして同時に、アートを通じて共に感じあうエネルギーは、年を経るごとに大きくなっていることを感じています。

当社は、地域に根ざした企業として、「かんでんコラボ・アート21」をはじめ、地域社会のみなさまとともに発展することを目指し、これからも様々な取り組みを進めてまいります。

最後になりましたが、過去10回の多くの素晴らしい作品で綴ったこの作品集を幅広く社会のみなさまにご覧いただくことができるのは、総数8,639点もの作品を応募いただいた方々、各地で行う展示会に足を運んでいただいた20万人以上の方々をはじめ、多くのみなさまのご協力とご理解に支えられたものであります。深く感謝の意を表します。

関西電力株式会社 地域共生・広報室長  櫟 真夏