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関西電力からのお知らせ 2025年9月5日現在

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高浜発電所の使用済燃料乾式貯蔵施設(第一期)の設置計画について

 当社は、高浜発電所構内における本設置計画について、本年5月28日に原子力規制委員会から原子炉設置変更許可をいただきました。今回は、その内容についてお知らせいたします。

使用済燃料乾式貯蔵施設とは

 原子力発電所で保管している使用済燃料を中間貯蔵施設へより円滑に搬出できるよう、輸送にも使用できる「キャスク」と呼ばれる金属製の頑丈な容器に収納し、搬出までの間、電源を使用せずに安全性の高い方式で発電所の構内に一時的に保管するための施設です。
 乾式貯蔵施設設置後も発電所敷地内における使用済燃料の貯蔵容量は、原則増やしません

※1:原子燃料サイクルとは
原子力発電で使った使用済燃料の中には、利用可能な資源が残っており、再処理工場でこれらを取り出し、再び燃料として利用することをいいます。
これにより資源を有効利用するとともに、高レベル放射性廃棄物の体積を減らし、有害度の低減にも寄与することから、我が国では原子燃料サイクルの推進を基本方針としています。

<高浜発電所 使用済燃料乾式貯蔵施設の設置計画の概要>

第一期 参考:第二期※2
対象プラント 高浜発電所1号、2号、3号および4号機共用 同左
容 量 輸送・貯蔵兼用キャスク
最大22基、使用済燃料 約240t
輸送・貯蔵兼用キャスク
最大10基、使用済燃料 約110t
工 期2025年~2027年頃2026年~2030年頃
※2:第二期は原子力規制委員会に申請中
  (2025年6月13日に申請)

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