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原子力事業本部
若狭トピックス
長期的な信頼性を確保する観点から高浜3、4号機の蒸気発生器の取替えを計画しています
高浜3、4号機は、これまでの定期検査で蒸気発生器伝熱管の損傷等を確認した都度、施栓により健全性を確保してきましたが、長期的な信頼性を確保するという観点から、予防保全対策として蒸気発生器一式を取り替えます。
- ①伝熱管の材質変更
- 伝熱管に応力腐食割れ※が発生しにくいことが確認されている材質を採用する等、応力腐食割れの発生リスクの低減を図ります。※環境、応力、材料の3要因によって発生する割れ
- ②振止め金具の改良
- 振止め金具の組数を増やすことで伝熱管の振動を小さくし、摩耗等による損傷を防止します。
高浜1号機は1996年、2号機は1994年に、蒸気発生器の取替えを実施しています。