原子力発電について
公開情報

2020年9月28日
関西電力株式会社

 高浜発電所4号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力87万キロワット、定格熱出力266万キロワット)は、定格熱出力一定運転中のところ、本日5時5分頃に運転員が定期的な点検として、2台ある使用済燃料ピットエリア監視カメラ※1の動作確認を実施したところ、A-使用済燃料ピットエリア監視カメラの画像が映らないことを確認しました。このため、同日5時15分に保安規定の運転上の制限※2を満足していない状態にあると判断しました。
 使用済燃料ピットには水位計や温度計を設置しており、中央制御室で異常がないことを確認しています。
 また、高浜発電所4号機の運転状況に問題はなく、本件による環境への放射能の影響もありません。
 なお、原因について現在、調査を行っています。

  • ※1:使用済燃料ピット水の状態を監視するためのカメラ。
  • ※2:保安規定第85条において、使用済燃料ピットエリア監視カメラは2個動作可能であることが求められている。

2020年9月28日お知らせ済み)

 その後、A-使用済燃料ピットエリア監視カメラ等を点検した結果、カメラ本体の不調であることを確認しました。
 このため、当該カメラを取り替え、中央制御室で動作確認を行った結果、画像が正常に映ることを確認し、本日19時5分に保安規定の運転上の制限を満足する状態に復帰しました。

以 上

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