高浜発電所の運転状況 リアルタイム表示
- 原子力発電所の運転方法は、定格電気出力一定運転と定格熱出力一定運転があり、高浜発電所では、定格熱出力一定運転を採用しています。
- 排気筒モニタの指示値は、自然放射線の影響や機器固有の性質等により、それぞれ異なりますが、おおよそ8~30cpsの範囲で変動します。
- 放水口モニタの値は、降雨時等自然放射線の変動により上昇することがあり、その変動範囲はおおよそ1~100cpsです。
- 測定装置の点検作業時は、「調整中」を表示します。
- [ 発電所の運転停止情報等 ]
- 定期検査中
- 高浜発電所3号機(2025年2月22日より)
時点データ

※測定装置の点検作業時は、「調整中」を表示します。
モニタリング用語解説
- 排気筒モニタとは
排気筒から放出される気体状の放射性物質濃度を連続的に監視するモニタを排気筒モニタと呼んでいます。排気筒モニタでは、主に空気中に含まれるガス状の放射性物質の濃度を連続的に測定しております。 - 放水口モニタとは
原子力発電所では、運転に伴い発生する液体放射性廃棄物をイオン交換樹脂などの廃棄物処理系統により処理し、放射性物質の濃度を測定し安全を確かめた後、復水器冷却用海水とともに放水口から海に放出しています。その際放水口での放射性物質の濃度を監視するモニタを放水口モニタと呼んでいます。 - cps(counts per second)とは
放射線測定器において1秒間に測った放射線の数を表す単位です。 - 放出管理目標値とは
国の原子力安全委員会が定めた指針では、原子力発電所からの放射性物質の放出に伴う発電所周辺の方々の受ける線量についての目標値(線量目標値)を、年間0.05ミリシーベルトと定めています。
原子力発電所では、この線量目標値を達成するための年間の放射性物質の放出量を「放出管理目標値」として発電所毎に定め、この値を超えないように管理することはもとより、放射性物質の放出を合理的に達成可能な限り低く抑えるよう努力しています。
なお、線量目標値である年間0.05ミリシーベルトは、法令に定められた一般公衆の線量限度(年間1ミリシーベルト)や、自然界から受ける放射線(年間2.4ミリシーベルト)に比べて十分低いものです。