事業所・関連施設
原子力事業本部
若狭トピックス

福井県が推進する「エネルギー研究開発拠点化計画」の中核施設の一つとして、福井大学附属国際原子力工学研究所の施設がこのほどJR敦賀駅西側に完成し、平成24年3月2日に開所式が執り行われました。開学は、平成24年4月1日の予定です。
福井大学附属国際原子力工学研究所は、平成21年4月、「世界トップレベルの特色ある原子力人材育成及び研究開発を行い、環境と調和した持続的なエネルギー供給基盤を持つ世界の構築に貢献する」をスローガンに、原子力の基礎・基盤研究及び応用研究を推進することを目的に設置されました。
今回の移転に伴い、研究所には東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所事故を受け、原子力防災・危機管理の研究体制の強化を図るため、「原子力防災・危機管理部門」が新たに設置され、これまで以上に各機関との連携・協力、学術交流が推進される予定です。
当社としましては、新設された「原子力防災・危機管理部門」の講座への支援を行うなど、今後とも福井県と連携を図りながら、「エネルギー研究開発拠点化計画」におけるさまざまな事業に取り組んでまいります。
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福井大学附属国際原子力工学研究所(敦賀キャンパス) 【場所】敦賀市鉄輪町1丁目 【建物構造】鉄筋コンクリート造り3階建て 【延べ面積】約7,000m2 |
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開所式でのテープカットの様子 | 開所式でご挨拶される福井大学の福田優学長 |