一意専心~関西電力の安全DNA~
一人ひとりの「安全ヘの想い」
土木建築エンジニアリングセンター 永井

チームで2,000を超える建物や設備を担当
「私のチームは私を含め5人で構成されており、700を超える変電関係の建物などを担当しているため、担当者はそれぞれ、多い時には年間20件ほどの工事を担当することもあります。変電設備という重要設備を扱っているので、ミスをしてしまうと供給支障を起こす可能性があるため、安全を最重要課題として業務に取り組んでいます。
また、改良や修繕の業務一つをとっても、新しく造る場合と同様に計画から設計、工事管理等、様々な手続きを踏む必要がありますが、自分が担当した設備が半世紀以上稼動し続けることを思うと、「常に完璧な仕事をせねば」と気が引き締まります。」

仲間であるという思いを伝える
「工事に携わる人は、当社の社員や協力会社に関わらずすべて仲間です。仲間同士のコミュニケーションを充実させるため、現場に私たちの顔写真入のメッセージを掲示するなど、少しでも距離が近づくような工夫を行っています。
ただし、仕事、特に安全にかけては、仲間との本気のやり取りも厭いません。ある工事において、安全に対する意識がしっかりしている作業員のいる現場でしたが、現場を見たときに私がちょっとした点に気が付き、意見提起した時に、相手との若干の意見の食い違いが起きました。どうすべきか二人で相談し、激しく議論を行いました。時間はかかりましたが、最終的には、お互いが納得した着地点を見つけることができました。その後、その作業員とは何でも気さくに話が出来るようになり、安全にかつスムーズに業務を進めることが出来ました。」

何事もまず基本に忠実であれ
永井がチームの副長として、部下を指導するうえで、大切にしている安全に関するポリシー。
「それは、基本に立ち返り、その一つひとつの手順の意味や理由について正しい知識を持ち、手間と感じないようになることが大切だと思います。」
現場の関係者が一丸となって安全な現場を築く
永井の「安全行動宣言」には「そこにある危険! 皆で築こう 安全な現場」と記されています。
「建築の現場は、常に危険が伴います。安全な状態とは関係者全員が常に注意し、安全に配慮し続けることにより保たれるものです。災害が起きたときに一番大変なのはその本人と家族であり、その人たちも含め幸せになるためには、現場の関係者が一丸となって安全な現場を築くことが大切だと思います。」
安全を追い求める永井のあくなき挑戦はこれからも続きます。

一意専心 Contents List
関西電力の安全の原点
一人ひとりの「安全への想い」
- この決意を後輩たちに伝えていく責務がある
美浜発電所 阿部 - 自分のできる最善を、鉄の意志でやりぬく
高浜発電所 中島 - 細かな異常に注意を払い、巨大な設備を動かす
大飯発電所 峰 - 徹底した安全確認とチームワークが大切
野江電力所 有田 - 厳しい冬も、猛暑の夏も、気の抜けない毎日
黒部川電力システムセンター 丸山 - この操作が命を救うこともある、そう肝に銘じています
御坊発電所 赤松 - 自ら“マモルンジャー”となって高める、一人ひとりの安全意識
小浜営業所 根木 - 未来を見据え、"道なき道を切り拓く"
加須良川引水設備新設工事所 米井 - 動作一つひとつの意味を理解し、実践する
我孫子電力所 杉浦 - 急いでいるときこそチョット待て! 一度みんな集まって考えようや!
姫路第二発電所 保修課 山根 - 安全を守る。それは現場で働く仲間のため、その家族のため。
土木建築エンジニアリングセンター 永井 - 原子力安全統括という責務を胸に、世界最高水準の安全性確保を目指す
大飯発電所 原子力安全統括 佐藤 - 当たり前を当たり前に支えるために。~無災害への挑戦~
東海電力部 一海 - 廃止措置のパイオニアとして、無事故無災害での完遂を目指す
美浜発電所 機械工事グループ 増井 - 安全が最大の品質、土木建築のプロフェッショナルとして、原子力発電所の安全を支える
高浜発電所 副所長(土木建築) 阿部 - 「運転員が最後の砦」揺るぎない想いで、安全を支える”ひと”を育てる。
原子力研修センター(おおい) シミュレータ講師 市原