エネルギー・環境教育



「エネルギー」ってなんのこと?
物を動かしたり、モーターを回したり、光を出したり、音を出したり。そんな風にいろいろなことを起こすことができるはたらきを「エネルギー」といいます。
高いところにあるものは、落ちる勢いで物をこわしたり、動かしたりできます。つまり、高いところにある物は、エネルギーを持っているといえます。これを「位置エネルギー」といいます。
これに対して、動いている物は、何かにぶつかることでその物をこわしたり、動かすことができます。このように、動いているものが持っているエネルギーを「運動エネルギー」といいます。

どうして水の力で電気がつくれるの?
「水力発電」という電気のつくりかたを知っていますか?水力発電では、高いところにある水の位置エネルギーを使って電気を起こします。山の上の方に建てたダムに水をためておき、その水を少しずつ、パイプを通して下に流します。すると、水が流れるときの勢いで発電機を回せるので、電気をつくることができるのです。