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越前若狭のふれあい 特別号 プルサーマル特集No.3 2008年11月

特集 プルサーマル

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「原子燃料サイクル」の現場から
エネルギー資源の96%を輸入しているわが国では、原子力発電所の使用済燃料をリサイクルし、資源を有効利用するプルサーマル計画を推進しています。
このプルサーマル計画に必要な原子燃料のリサイクルシステム「原子燃料サイクル」は、その関連施設の多くが青森県の六ヶ所村に集結しています。
今回は、本誌モニター小野恵(おの めぐみ)さんと上村祥代(かみむら さちよ)さんおふたりに、六ヶ所村にある日本原燃株式会社の原子燃料サイクル施設を見学していただきました。

プルサーマルって原子燃料サイクルのひとつなんですね! 今回、見学いただいたのは、大学生の小野さんと上村さん。日頃、原子力発電についてそんなに深く考えたことがなかったとか。そんなおふたりが、原子燃料サイクル施設を見学して抱いた素朴な疑問や感想などを中心に、原子燃料サイクル施設の現状をお伝えします。

原子燃料サイクルについて

原子燃料サイクル図

(1)再生処理工場 (2)ウラン濃縮工場
●再処理工場
原子力発電所の使用済燃料の中から、リサイクルできる燃え残りのウランと新しくできたプルトニウムを取り出す施設です。現在、本格操業に向けての最終試験を行っています。
●ウラン濃縮工場
天然ウランに0.7%しか含まれていない核分裂しやすいウラン235を3〜5%に濃縮しています。現在、ウランの濃縮は海外依存率96%ですが、2020年には必要量の25%を日本で濃縮できるよう研究が進められています。
(3)高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター (4)使用済燃料受入れ貯蔵施設
●高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター
使用済燃料の再処理の際に発生する高レベル放射性廃棄物とガラスを混ぜたものを入れたキャニスター(ステンレス製容器)を、30年から50年間、冷却しながら保管します。現在は、フランスから返還されたガラス固化体を管理しています。
●使用済燃料受入れ貯蔵施設
関西電力の原子力発電所をはじめ、全国にある計55基の原子炉から取り出された使用済燃料を受け入れ、貯蔵します。原子力発電所のプールと貯蔵施設のプールに合計4年以上貯蔵することで放射能レベルを低減します。
(5)【MOX燃料工場( 計画中)】 (6)低レベル放射性廃棄物埋設センター
【MOX燃料工場( 計画中)】
使用済燃料から再処理によって取り出されたウランとプルトニウムを、MOX燃料(ウラン・プルトニウム混合酸化物)に加工します。
●低レベル放射性廃棄物埋設センター
原子力発電所の運転や定期検査により発生した低レベル放射性廃棄物を封入・固化したドラム缶を全国から受け入れ、厳しい安全基準のもと埋設します。
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