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若狭トピックス

越前若狭のふれあい 特別号 NO.40 2016年11月30日現在

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これまでもきめ細かいメンテナンスを継続し安全性を確保しています

さまざまな診断技術で小さな変化も察知します

さまざまな診断技術で異常の早期発見に努めています

原子力発電所
日々の点検等では、ご家庭の蛍光灯のように、チラつきやくすみなど目視で確認できる大きな変化だけではなく、発熱や振動など、目に見えない小さな変化も察知するため、さまざまな診断技術を活用し異常の早期発見に努め、必要に応じてメンテナンスを実施することで、発電所全体の安全性を確保しています。
ご家庭の蛍光灯
蛍光灯が切れる前、チラついたり、本体が変色したりと変化が見られることがあります。

劣化のシグナル!

経年劣化による不具合が発生しないよう大型機器も取替えています

大型機器などの取替え例

これまでもきめ細かいメンテナンスにより、設備の安全性を確保していますが、経年劣化による不具合が発生しないよう、使用材料等の改良も踏まえた、大型機器やポンプ、配管等の取替えも積極的に実施しており、発電所全体の安全性を高い水準に維持しています。
高浜1、2号機、美浜3号機では、トラブルを事前に防ぐために1994年~1996年に蒸気発生器を当時の最新技術を導入した設備に全て取り替えました。その結果、トラブルが減少し安全性が向上しました。
高浜1号機の蒸気発生器の例

安全上重要な設備・機器全てについて、部品レベルにまで展開し、60年までの劣化状況を評価しています

部品レベルで劣化状況をチェックしています

例えば高浜1号機では、約3200の設備について、部品レベルにまで展開し、これまで蓄積してきた技術的な知見に加え、最新のトラブル情報等を踏まえて、部品に想定される経年劣化事象を抽出し、運転開始後60年までの評価を行い、長期的な安全性が確保されることを確認しています。
高浜1号機余熱除去ポンプに想定される劣化事象の例

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