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若狭トピックス

越前若狭のふれあい 特別号 NO.9 2011年11月4日現在


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今冬の需給見通しと節電のお願いについて

 当社はこれまで、今冬の供給力の確保に最大限の努力を尽くしてまいりましたが、現在定期検査中の原子力発電所が再稼働できない状況が続き、加えて現在稼働中の発電所が予定通り定期検査に入りますと、今冬の需給状況は大変厳しくなることが見込まれます。このため、今夏に引き続き、今冬におきましても、お客さまに節電のお願いをせざるを得ない状況となりました。お客さまにはご不便とご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。節電にご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 当社としましては、今後も引き続き、広域的な停電に至るような事態とならないよう、定期検査中の原子力発電所の再稼働に全力で取り組むとともに、火力発電所や水力発電所の可能な限りの活用や、他社からの応援融通の調達など、供給力の確保に向けて最大限の努力を尽くしてまいります。

今冬、電力需給は大変厳しくなる見込みです。

今冬の当社の需給状況につきましては、12月半ばから供給力(実線)が需要(点線)を下回る大変厳しい見通しとなっております。
需要は暖房等により増加し、1月下旬から2月上旬にかけてピークが発生する見込みです。一方、供給力は、10月末現在、11基ある原子力発電所のうち、7基が定期検査のため停止中であり、稼働中の4基についても11月に2基、12月に1基、来年2月に1基と、順次定期検査に入る予定です。そのため、当社は以下の追加対策を実施するなど、供給力確保に向けて最大限の努力を尽くしておりますが、それらを考慮してもなお、供給力が需要を下回る見通しです。
【当社の追加対策】●安全確保を大前提とした火力・水力発電所の点検作業延期による延長運転●他電力会社からの応援融通●自家発電等からの電力調達など

左:今冬の需給見通し 右:お願いしたい節電量について

平日の9時〜21 時、10%以上の節電にご協力をお願いいたします。
期間 平成23年12月19日(月)〜平成24年3月23日(金)
〔12月29日(木)〜1月4日(水)を除く〕
冬の平日の電気の使われ方(イメージ)
●冬の電力需要は、平日の14時頃にピークが先鋭化する夏に比べると、ピークは朝から夜にかけて長くなだらかになる傾向があります。
時間帯 平日の9時〜21時
ご家庭のお客さまは、特にご家庭でのご使用が増える
夕方以降の時間帯(18時〜21時)の節電にご協力をお願いいたします。
節電にご協力
いただきたい
削減率
10%以上の節電にご協力をお願いいたします。
節電にあたっては、ご家庭では健康に影響のない範囲で、法人のお客さまでは病院や鉄道などライ フライン機能等の維持に支障が生じない範囲や生産活動への実質的な影響が生じない範囲で、節電 にご協力をお願いいたします。
(その場合には、お客さまの業務部門〔オフィス部門等の事務・間接部門〕で、さらに一層のご協力をお願いいたします。)
※前年同月の使用最大電力(kW)の値等が基準になります。
※家庭の需要カーブについては、経済産業省「冬期の節電メニュー(ご家庭の皆様)」(平成23年11月)を参考

冬の具体的な節電方法をご紹介します。

※暖房の控え過ぎによる体調不良などにご注意いただき、無理のない範囲で節電にご協力をお願いいたします。
※暖房器具をご使用の際は、「ご使用上の注意」等をご確認いただき、安全にお使いください
節電効果の記載値は、「通常、エアコンを使用されるご家庭」の夕方のピーク時の消費電力(約1400W)に対する削減率の目安です。
[参考]経済産業省「冬期の節電メニュー(ご家庭の皆様)」(平成23年11月)、(財)省エネルギーセンター「家庭の省エネ大事典2011年版」

節電方法につきましては、関西電力ホームページ(http://www.kepco.co.jp/)をご覧ください。

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