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原子力事業本部
かんでんトピックス
実は身の回りにある放射線。知っているようで知らない放射線のことを分かりやすくご説明します。
「放射線」ってなに?
「放射線」は、放射性物質から放出される粒子や電磁波のことです。
放射線を出すものを「放射性物質」、放射線を出す能力を「放射能」といいます。 放射線を出す能力や人体への影響など、表すものによって単位は異なります。
放射線を受けたら、人体に影響はあるの?
私たちは、大地や宇宙、食べ物や呼吸によって放射線を受けていますが、日常生活で受ける放射線では人体の影響は確認されていません。
人体への影響は放射線の量によって決まりますが、100mSv以下の放射線では、臨床症状が確認されていません。
原子力発電所から放射線や放射性物質は出ていないの?
原子力発電所からは、通常運転時でも放射性物質は出ていますが、発電所からの放出実績(年間)は、日本で自然界から受ける放射線の 1 2100 未満です。
原子力発電所では、ウラン燃料の核分裂に伴い発生する放射性物質を「ペレット」「被覆管」「原子炉容器」「原子炉格納容器」「外部遮へい壁」の5重の壁で閉じ込めています。
原子力発電所では、放射線量をどのように管理しているの?
原子力発電所周辺の放射線量を常に測定・監視し、国の目標値以下に抑えるよう管理しています。
発電所周辺にモニタリングステーションとモニタリングポストを複数設置しており、大気中の放射線量を24時間監視し、測定結果をホームページなどで公開しています。さらに発電所周辺の土や水、農作物や魚介類に関しても分析・調査し、周辺環境への影響も確認しています。
当社は、安定供給確保とカーボンニュートラルの実現に向け、
原子力発電の安全・安定運転に努めてまいります。