原子力発電について
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Q3.旧上蓋の調査はしているのか?

A3.
 高浜2号機第16回定検(平成9年3月)にて、(株)原子力安全システム研究所が旧上蓋から管台部を切り出し採取し、調査を実施しました。金属組織観察の結果、内表面にわずかな肌荒れ(深さ約0.25mm)が認められていますが、上蓋の健全性に影響を及ぼすものではありませんでした。このことから、上蓋取替は、早めの保全対策として適切であったと考えています。
 平成10年3月に近畿大学で開催された日本原子力学会春の年会で、管台部の採取技術と材料試験(硬さ等の測定)結果を報告しております。また、平成12年9月のINSS JOURNAL Vol.7 p135等では、実機サンプルの割れ深さがグラフにプロットしてあります。今回は、そのサンプルの金属組織観察結果も下図に示しております。




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