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越前若狭のふれあい 特別号 プルサーマル特集No.6 2009年11月

特集 プルサーマル

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Q&A MOX燃料製造体数変更について

Q1 製造体数を少なくしても、安全性に問題はないのですか?
A1 MOX燃料の割合が使用する燃料全体の1/3程度であれば、ウラン燃料のみを使用するのと同等の安全性を確保できることが、国の原子力安全委員会により確認されています。
当社は、高浜発電所3、4号機で実施するプルサーマルについて、使用する燃料全体157体のうち、MOX燃料は最大でも1/4程度(40体)の使用としており、この範囲内であれば安全性に影響がないと言えます。
なお、MOX燃料の使用体数など、プルサーマルの実施にあたっては、国の審査を受け、平成10年12月に許可(原子炉設置変更許可)を受けています。
Q2 平成11年のBNFL問題とどうちがうのですか?
A2 BNFL問題は、製品検査において測定済みデータを流用するという改ざんがあり、製造段階でチェックされずに、工場から出荷されたものです。今回は、改ざんがあった訳ではなく、品質保証の手順に従い製造段階できちんとチェックされたものです。
  ※BNFL問題: 平成11年、当社がイギリスのBNFL社に、MOX燃料の製造を依頼し、品質保証のための製品検査で、BNFL社の作業員が測定済みデータを流用するという改ざんがあったことが判明した問題。

プルサーマル計画の進め方

プルサーマルのより詳しい解説については、当社ホームページ(http://www.kepco.co.jp/plu/1.html)をご覧下さい。

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