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越前若狭のふれあい 特別号 プルサーマル特集No.1 2008年6月

特集 プルサーマル

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関西電力は、本年3月31日、高浜発電所3、4号機のプルサーマル計画で使用する燃料(MOX燃料)の加工契約を締結し、プルサーマル計画を再開しました。本紙では、福井県の皆さまにプルサーマル計画の必要性や安全性について、シリーズでお知らせするとともに、計画の進捗状況を節目節目でお知らせしてまいります。


プルサーマルとは、使用済燃料をリサイクルすることです。

ウラン鉱山から採掘されたウランは、濃縮・加工されて原子力発電の燃料として使用されていますが、発電後の使用済燃料には、まだ燃料として使用することができる物質(ウラン、プルトニウム)が約95%も残っています。
これらの物質を再処理して分離、回収し、得られたプルトニウムを軽水炉用燃料(MOX燃料:Mixed Oxide Fuel)として再利用(リサイクル)することができます。これをプルサーマルといいます。

「プルサーマル」(plutonium thermal use:和製英語)の名前は、プルトニウムを サーマルリアクター(熱中性子炉・軽水炉)で利用することに由来しています。
ウラン燃料の発電による変化(図)

原子燃料サイクル図

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