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若狭トピックス

越前若狭のふれあい 特別号 No.56 2025年11月25日現在

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自主的な現地調査の具体的な内容
概略調査

 原子炉等の設置に適した地質、地盤であるか等を確認するため、陸域および海域のボーリング調査、弾性波探査、地表踏査により地質の状況を概略把握します。

≪ボーリング調査≫
ボーリング機械により、地盤を構成する岩石などを棒状に採取し、試料を観察・試験して地中の地質状況や岩石の性状を確認します。
≪弾性波探査≫
地盤中の微小な振動の伝わる速さを計測し、地盤の硬さの分布を確認します。ボーリング孔を利用し複数の探査測線を組み合わせることで、広く地質・地盤の状況を把握します。
≪地表踏査≫
地質などを観察・記録し、地表面の地質の分布状況を詳しく調べます。

詳細調査

 原子炉等の設置に適した地質、地盤であるか等を確認するため、試掘坑調査、弾性波探査、深浅測量および地震に関する調査により地形・地質の状況を詳細把握します。
 なお、概略調査の結果次第では、追加でボーリング調査を実施する可能性があります。

≪試掘坑調査≫
高さ2m程度の坑道を掘削し、地盤を構成する岩石などを面的に把握し、試料を観察・試験して地中の地質状況や岩石の性状を確認します。
≪弾性波探査≫
地盤中の微小な振動の伝わる速さを計測し、地盤の硬さの分布を確認します。試掘坑等を利用し複数の探査測線を組み合わせることで広く地質・地盤の状況を確認します。
≪深浅測量≫
海域については、深部は調査船に取り付けた測深機により、浅部は現地測量により、海底の地形を測量します。
≪地震に関する調査≫
地震計を設置して地震等を観測し、記録の分析を行います。

当社は、本調査を安全最優先で進めるとともに、原子力発電所の安全・安定運転に全力で取り組んでまいります。

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