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若狭トピックス

越前若狭のふれあい 特別号 No.53 2024年6月11日現在

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原子力発電所では、これまでもきめ細かいメンテナンスを継続し安全性を確保しています

さまざまな診断技術で小さな変化も察知します 長期的な信頼性を確保する観点からさまざまな機器を取替えています

長期的な信頼性を確保する観点から
高浜3、4号機の蒸気発生器の取替えを計画しています

 高浜3、4号機は、これまでの定期検査で蒸気発生器伝熱管の損傷等を確認した都度、施栓により健全性を確保してきましたが、長期的な信頼性を確保するという観点から、予防保全対策として蒸気発生器一式を取り替えます。

原子炉格納容器蒸気発生器

【蒸気発生器取替えによる主な改良点】

① 伝熱管の材質変更
伝熱管に応力腐食割れが発生しにくいことが確認されている材質を採用する等、応力腐食割れの発生リスクの低減を図ります。
※環境、応力、材料の3要因によって発生する割れ
② 振止め金具の改良
振止め金具の組数を増やし、伝熱管に対する耐流動振動性の向上を図ります。

【蒸気発生器取替工事の計画】
 3号機 2026年 6月 ~ 2026年10月(第28回定検)
 4号機 2026年10月 ~ 2027年 2月(第27回定検)

高浜1号機は1996年、2号機は1994年に、蒸気発生器の取替えを実施しています。

当社は、引き続き、原子力発電所の安全性・信頼性の向上に努め、地元をはじめとする皆さまのご理解を賜りながら、原子力発電を重要な電源として活用してまいります。

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