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原子力事業本部
若狭トピックス
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当社の役職員が社外の関係者から金品等を受け取っていた問題等を受け、再発防止策をとりまとめ、3月30日に業務改善計画※1を策定いたしました。
その後、具体的な施策をひとつずつ着実に実施し、皆さまから信頼いただけるよう全力を尽くしているところです。
今回は、業務改善計画の主な内容について、ご説明いたします。
※1 業務改善計画の主な内容:「企業風土の変革」「コンプライアンス機能の強化」「ガバナンス体制の再構築」「発注業務などの適切性と透明性の確保」
企業風土の変革
- ◎ステークホルダー※2の皆さまに対する社長宣誓
- 不退転の決意で改革を断行していくために「常にユーザー目線で考え行動し続けること」や「誠実で透明性の高い開かれた事業活動を継続していくこと」等を社長が宣誓しました。
※2 ステークホルダー:利害関係者 - ◎コンプライアンス※3推進に係る基本方針等の方向性の決定誓
- 「ユーザー目線」でのコンプライアンス意識を醸成するために、コンプライアンス推進に係る基本方針等について、6月末を目途に、方向性の決定を行います。
※3 コンプライアンス:法令等遵守 - ◎コンプライアンス等に係るトレーニング・研修の強化
- 「コンプライアンスよりも事業活動が優先されてしまう」という内向きの企業体質を是正するために、コンプライアンスに係るトレーニング・研修を強化するなど、コンプライアンスを重視する健全な企業風土の醸成に取り組みます。
コンプライアンス機能の強化
- ◎「コンプライアンス推進室」を設置
- コンプライアンスに係る推進機能を強化するため、4月10日、執行側に「コンプライアンス推進室」を設置しました。
同室は、当社グループ全体のコンプライアンス推進に係る基本方針や計画の策定、および個別の問題事象の対応等を行います。
また、業務改善計画におけるコンプライアンスに係る再発防止策の実施の検証や追加的改善策の策定等を行います。 - ◎「コンプライアンス委員会」を設置
- コンプライアンスに係る監督機能を強化するため、4月28日、社長等執行から独立し、過半数を社外委員で構成する「コンプライアンス委員会」を設置しました。
同委員会は、基本方針等の審議・承認、および当社グループのコンプライアンス推進に係る指導、助言、監督等を行います。また、業務改善計画の実施状況や実効性を検証し、社長等執行に対して指導、助言、監督を行うとともに、取締役会に報告します。
5月18日に、コンプライアンス体制の強化および意識の醸成・徹底に向けた今後の取組事項・進め方等を議題として、第1回会合を開催しました。委員長を務める中村直人弁護士は、「今後しっかり会社の実態を見極め、必要な施策を検討して行きたい」等をコメントされています。


第1回コンプライアンス委員会を当社本店にて開催(5月18日)
- ◎「コンプライアンス委員会」と「コンプライアンス推進室」との連携
- グループ全体のコンプライアンス機能の強化を図るために、「コンプライアンス 委員会」と「コンプライアンス推進室」の双方が積極的に連携します。