事業所・関連施設

若狭トピックス

越前若狭のふれあい 特別号 NO.29 2014年11月12日現在

1 | 2

平成26年度全社原子力総合防災訓練を過去最大規模で実施しました

 平成26年8月31日(日)、定格熱出力一定運転中の高浜発電所3号機において午前6時45分頃に全交流電源の喪失及び直流電源が部分喪失する事象が発生し、各種安全装置の故障等により、原子炉の冷却ができなくなった結果、炉心が損傷し、放射性物質が環境に放出されるという想定で訓練が進められました。
 今回は、新規制基準施行(平成25年7月8日)以降、当社が初めて実施する全社原子力総合防災訓練であり、当社社員約510名、メーカー、協力会社約90名の合計約600名が参加し、過去最大規模の訓練となりました。
 今後も引き続き、立地地域をはじめとした関係自治体と連携を密にし、実効性のある原子力防災対策に向け一層の充実を図ってまいります。

今回新たに福井県及び高浜町からの要請に基づき、地域の皆さまの移動手段の支援※1を実施しました

  • ※1 高浜発電所周辺のPAZ(概ね半径5km圏内)における単独での避難が困難な要配慮者の避難支援(ヘリコプター・当社通勤用バス・福祉車両)

左:〈ヘリコプターの提供〉 音海地区要配慮者避難 中央:〈当社通勤用バスの提供〉 内浦小中学校避難 右:〈福祉車両の提供〉 若狭高浜病院附属介護老人保健施設

スクリーニングの実施(きのこの森、上中庁舎)

スクリーニングの実施(きのこの森、上中庁舎)

福井県内での訓練当日の様子

左:指揮を執る高浜発電所長 中央:緊急被ばく医療訓練 右:代替設備による冷却訓練

福井県高浜原子力防災センター(緊急時応急対策等拠点施設

原子力事業本部(美浜町)

ご意見・ご感想はこちらから

企業情報