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原子力事業本部
若狭トピックス
当社は、平成25年4月18日に原子力規制委員会が提示した原子力発電所の新規制基準※1を踏まえた大飯発電所3、4号機の
適合性確認結果を取りまとめ、原子力規制委員会に提出しました。また、5月16日にはこの適合性確認結果についての追加報
告を原子力規制委員会に提出しました。
これは、新規制基準を踏まえた大飯発電所3、4号機の実態を確認し、準備ができたものから報告するよう原子力規制庁から
要請を受け、新規制基準への適合性確認結果を取りまとめ提出したものです。
大飯発電所3、4号機の新規制基準への適合性確認結果については、今後、6月末までに必要な対策を講じることで、新規制
基準に適合することを確認しました。
現在、原子力規制委員会や原子力規制庁による評価作業が行われており、当社はその作業に真摯に対応してまいります。
また、必要な対策を6月末までに確実に完了させるとともに、一部概略評価※2となっている項目についても、速やかに詳細評
価を終え、原子力規制委員会に提出する予定です。
当社は、今後も引き続き、新規制基準に積極的に対応するとともに、規制の要求にとどまることなく、世界最高水準の安全
性を目指して、自主的かつ継続的に原子力発電所の安全性・信頼性の向上に全力で取り組んでまいります。
- ※1 新規制基準…原子力規制委員会が東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて改正された核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律に基づき、同事故の教訓や最新の技術的知見、IAEA等の国際機関の定める安全基準を含む海外の規制動向等を踏まえた原子力発電施設に係る新たな規制を導入するため策定したもの。
- ※2 一部概略評価となっている項目…4月18日に新規制基準適合性確認結果を報告した際に、6月末までに詳細評価を実施し、評価完了次第報告する項目(外部火災影響評価、火山影響評価、重大事故対策に係る手順書体系、熊川断層評価、地震以外の要因による津波評価、津波ハザード評価、竜巻影響評価、火災影響評価、内部溢水評価、放水ピット内の水位評価)
新規制基準に対する当社の主な対応については、2・3ページで詳しく説明しています。
平成25年 | 3月19日 | 原子力規制委員会が新規制施行に向けた基本的な方針を決定 |
3月25日 | 同方針を踏まえ、原子力規制庁は当社に新規制基準に対する大飯発電所3、4号機の適合状況を報告するよう要請 | |
4月17日 | 原子力規制委員会が大飯発電所3、4号機の現状評価の進め方を決定 | |
4月18日 | 原子力規制庁の要請に基づき、大飯発電所3、4号機の新規制基準への適合性確認結果を原子力規制委員会に提出 | |
5月16日 | 重大事故対策に係る手順書体系、外部火災影響評価、火山影響評価についての追加報告を原子力規制委員会に提出 |