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原子力災害 そのときどうする?
原子力発電所では、日頃からさまざまな安全対策を実施していますが、万が一、放射性物質の外部への異常な放出を伴うような原子力災害が発生した場合に備えて、知っておいていただきたいことがあります。
ぜひ地元自治体の防災パンフレットと併せてご覧ください。

Q:原子力災害が発生したらどうすればいいの? A:原子力災害が発生した場合にとる行動には大きく「避難」と「屋内退避」があります。

●発電所から概ね5km圏内(PAZ)にお住まいの方

 放射性物質が放出される前に、予防的な避難を行うことが基本です。ただし、自然災害、健康状態などにより避難が難しい場合は、まず屋内退避を行い、避難の準備をします。

●発電所から概ね5~30km圏内(UPZ)にお住まいの方

 まずは屋内退避を行い、プルーム(放射性物質を含む雲状のもの)の通過による被ばくを防ぎます。その後、放射性物質の放出により空間放射線量率が一定の基準を超えた場合、避難等を行います。

●発電所から30km圏外にお住まいの方

 国や自治体の指示に従って行動してください。必要に応じて屋内退避等を行います。

避難退域時検査:放射性物質を外部へ持ち出さないよう放射性物質が衣服などに付着していないかどうかを検査すること。

避難と屋内退避の図

※自家用車による避難をしない方は、あらかじめ定めた一時集合施設に集合し、自治体が確保したバス等で避難を行う。

Q:屋内退避とは? A:屋内退避とは、自宅などの建物内にとどまることをいいます。原子力災害時に放射線の影響を防ぐ重要な手立てです。

 100m2程度の一般的な家屋内に屋内退避した場合で、建物の気密性や遮へい効果により、放射線の被ばく量が半分程度低減することがわかっています。
 屋内退避が必要となった際には、テレビ、ラジオ、広報車、防災行政無線、ホームページなどにより、国や自治体からの指示があります。
 屋内退避は、被ばくをできるだけ減らすとともに、健康への影響を最小限に抑えるための大切な行動です。慌てて避難することにより、二次的な被害を招く恐れもあります。正しい方法を知り、落ち着いて行動いただくことが重要です。

屋内にいれば放射線の影響を減らすことができる

Q:屋内退避の指示が出たらどうすればいいの? A:以下のことを行ってください。

屋内に入る
屋外にいる場合は、できるだけ早く自宅や近くの建物に入り、外にいるペットも屋内に入れてください。地震等により家屋が倒壊した場合には、近隣の指定避難所等に移動してください。

着替える
 放射性物質の放出後に屋外から帰った場合、屋外で着ていた衣服には、放射性物質が付着している可能性があります。玄関の外で衣服の表面を払い、玄関先で衣服を着替え、ビニール袋に保管し、他の衣服と区別しましょう。
ドア、窓を全て閉め、換気扇を止める
 外部からの放射性物質の侵入を防ぎます。暑さや寒さが厳しい場合は、内部循環式のエアコンを使用しましょう。(住居等において使用されているエアコンのほとんどが内部循環式です。)石油やガスストーブ等を使用する場合は、一酸化炭素中毒等の危険性があることから、適度な換気が必要です。

手洗い、うがいをする
 屋内に入ったら手洗い、うがいをして、体に付着している可能性のある放射性物質を落としましょう。
食品はフタやラップをする
 放射性物質の付着を防ぐため、食品にはフタやラップをして、冷蔵庫に入れておきましょう。
情報を確認する
 テレビやラジオ、広報車、防災行政無線、ホームページなどから、国や自治体、電力会社の新しい情報を確認しましょう。
一時外出は必要最低限にする
 生活に必要な物資の受取りや小売店での買い物、緊急性の高い医療を受けるための医療機関受診など、屋内退避を継続する上で必要な一時的な外出は可能です。放射性物質の放出後も、モニタリング結果等を踏まえて一時的な外出が可能な場合には、国や自治体からお知らせがあります。

非常用持ち出し品を準備する
 今後の避難に備え、非常用持ち出し品(マイナンバーカード、常備薬、貴重品、着替え等)を用意しましょう。

Q:どのくらいの期間、屋内退避していればいいの? A:屋内退避の継続は、原子力発電所の状態や屋内退避中の生活が維持できるかという点を踏まえて、国が判断します。

屋内退避の開始から3日後が、継続を判断する最初のタイミングとされています。自然災害への備えにもなることから、普段から自宅に3日分の水や食料の備蓄を心がけましょう。

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