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40年を超える原子力発電所の取組みについてお伝えします!!

高浜発電所1、2号機、美浜発電所3号機は、60年までの運転期間延長について、原子力規制委員会から認可をいただき、現在、皆さまのご理解を賜る活動に取り組むとともに、当社の責任と判断において安全対策工事を進めています。
40年を超える原子力発電所の取組みについてご説明します。

Q1:高浜発電所1、2号機、美浜発電所3号機ではどのような取組みをしているの? A:日々のメンテナンスや定期検査はもちろん、取り替えられるものは積極的に取替えを行い、取替えが難しいものは設備の劣化状況を把握するための特別点検などを行っています。また、自然現象や重大事故等に対する備えとして安全対策工事を実施しています。

安全対策工事については、新規制基準に適合するだけでなく、自主的な安全性向上対策も実施しています。

高浜発電所1、2号機、美浜発電所3号機での取組み

Q2:重大事故等に対する備えとしてどのような取組みをしているの? A:重大事故等が発生した場合の事故制圧および拡大防止を図るための対策本部として、緊急時対策所を設置しています。

緊急時対策所は、発電所で重大事故等が発生した場合、社員が参集し、本店等の関係箇所と連携を密に事故収束に向けた指揮命令等を行うための施設です。高浜発電所は6月28日に新たな緊急時対策所を設置し、運用を開始しています。大飯発電所は2019年度内、美浜発電所は2020年7月頃に運用開始する予定です。

高浜発電所の緊急時対策所

Q3:自主的に安全性を高めるためにどのような取組みをしているの? A:更なる安全性向上対策の一環として、自主的に高浜発電所1、2号機、美浜発電所3号機では中央制御盤をアナログ式からデジタル式に取替えを行います。

タッチ式のディスプレイや大型表示装置を採用し、操作性やメンテナンス性の向上を図ります。
2020年4月頃に取替えが完了する予定です。

中央制御盤をアナログ式からデジタル式に取替え

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