お近くの関西電力
原子力事業本部
かんでんトピックス
実は身の回りにある放射線。知っているようで知らない放射線のことを分かりやすくご説明します。
放射線を出すものを「放射性物質」、放射線を出す能力を「放射能」といいます。放射線を出す能力や人体への影響など、表すものによって単位は異なります。
また、野菜や魚などの食物にももともと放射性物質が含まれており、それらを食べることで私たちの体内にも取り込まれています。
放射線は、技術の進歩により、人工的につくり出すことができるようになり、医療をはじめ農業、工業など幅広い分野で活用され、私たちの生活に欠かせないものとなっています。
人体への影響は放射線の量によって決まるため、不必要な放射線はなるべく受けないようにすることが望ましいです。
原子力発電所では、ウラン燃料の核分裂に伴い発生する放射性物質を「ペレット」「被覆管」「原子炉容器」「原子炉格納容器」「外部遮へい壁」の5重の壁で建物の中に閉じ込めています。また、発電所周辺にモニタリングステーションとモニタリングポストを複数設置しており、大気中の放射線量を24時間監視し、測定結果をホームページなどで公開しています。さらに発電所周辺の土や水、農作物や魚介類に関しても分析・調査し、周辺環境への影響も確認しています。
原子力発電所周辺の測定結果はコチラ