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越前若狭のふれあい 特別号 プルサーマル特集no.8 2010年3月
特集 プルサーマル

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プルサーマルでも、これまでのように「止める」「冷やす」「五重の壁で閉じ込める」の安全機能が働きます

 原子力発電所で万が一の事故が起きた場合、原子炉を安全に止め、冷やし、放射線を出す放射性物質を五重の壁でしっかり閉じ込めます。この対策は、プルサーマルの場合も同じで、プルサーマルだから被害が大きくなるということはありません。
 また、1960年代からフランスやドイツなど世界10ヵ国でプルサーマルが行われてきましたが、プルサーマルが原因となった事故やトラブルは起こったことがありません。

■放射性物質を閉じ込める五重の壁イメージ
放射性物質を閉じ込める五重の壁イメージ

■安全対策の概要
安全対策の概要 図

MOX燃料の第2回製造分についてお知らせします

 当社は、MOX燃料の第2回製造分について、平成22年1月26日に国へ輸入燃料体検査申請を行いました。製造するMOX燃料の体数は、平成20年11月21日に加工契約を行った32体と、第1回製造分(16体:平成21年8月19日に12体に変更)のうち別途製造することにしていた4体の合計36体となります。
 このMOX燃料36体については、第1回製造分12体と同様、原子燃料工業株式会社を元請とし、フランスのメロックス工場で製造します。なお、製造にあたっては、フランスへ社員を派遣して品質保証活動を行い、品質の高い燃料が製造されることを確認していきます。
 当社は、今後とも地元の皆さまをはじめ、関係者の方々のご理解を賜りながら、高浜発電所3、4号機でのプルサーマル導入を目指し、一歩一歩着実に計画を進めてまいります。

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