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越前若狭のふれあい 特別号 プルサーマル特集No.4 2009年2月

特集 プルサーマル

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なぜ、MOX燃料をフランスで製造するのですか。

海外で保有しているプルトニウムを有効利用するためです。

 当社では、ほとんどの使用済燃料の再処理を、フランスとイギリスの再処理施設に委託してきました。
 再処理によってとりだされ、当社が海外に保有しているプルトニウムのうち、フランスで保有しているプルトニウムは、フランスのメロックス工場にてMOX燃料に加工し、日本に輸送することにしています。
 なお、現在、青森県六ヶ所村で使用済燃料の再処理工場が本格操業に向けての最終試験中であり、MOX燃料の加工工場の建設も計画されています。

MOX燃料の海外での利用実績は、どれくらいあるのですか。

軽水炉でのMOX燃料利用実績

海外では6,000体以上の利用実績があり、安全性が実証されています。

 海外では、日本と同様、国内エネルギー資源に比較的乏しいフランスをはじめドイツ、アメリカなどで数多くの利用実績があります。
 1960年代からこれまでに50基以上の原子炉で6,000体以上のMOX燃料が利用されていますが、プルサーマルが原因となった事故やトラブルが起こったことはありません。

プルサーマル計画の進め方

プルサーマルのより詳しい解説については、当社ホームページ(http://www.kepco.co.jp/plu/1.html)をご覧下さい。
 

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