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原子力事業本部
若狭トピックス
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当社では、ほとんどの使用済燃料の再処理を、フランスとイギリスの再処理施設に委託してきました。
再処理によってとりだされ、当社が海外に保有しているプルトニウムのうち、フランスで保有しているプルトニウムは、フランスのメロックス工場にてMOX燃料に加工し、日本に輸送することにしています。
なお、現在、青森県六ヶ所村で使用済燃料の再処理工場が本格操業に向けての最終試験中であり、MOX燃料の加工工場の建設も計画されています。

海外では、日本と同様、国内エネルギー資源に比較的乏しいフランスをはじめドイツ、アメリカなどで数多くの利用実績があります。
1960年代からこれまでに50基以上の原子炉で6,000体以上のMOX燃料が利用されていますが、プルサーマルが原因となった事故やトラブルが起こったことはありません。
プルサーマルのより詳しい解説については、当社ホームページ(http://www.kepco.co.jp/plu/1.html)をご覧下さい。