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越前若狭のふれあい 特別号 No.46 2018年6月12日現在

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高浜発電所4号機は335日間の安全・安定運転を継続し、定期検査に入りました

社員、協力会社が一体となり発電所の安全性向上に取り組んでまいります

 高浜発電所4号機は、平成30年5月18日から第21回定期検査を開始しました。
 高浜4号機は、昨年5月17日に原子炉を起動、6月16日に本格運転を開始しましたが、この際に当社社員、当社OB、メーカ、協力会社など複数の職能による異なる視点で「現場の一斉パトロール」を実施し、不具合や気がかり事項等を確認するなどの取組みを実施した結果、原子炉起動、本格運転と順調に移行し、今回の定期検査で停止するまで、335日間にわたり安全・安定に運転を継続してきました。
 今回の定期検査では、約2,500名の協力会社作業員とともに燃料集合体の取替えをはじめ、安全系に関わる電源装置の取替えや、104箇所の配管を耐食性に優れたステンレス鋼または低合金の配管に取り替える工事等を行い、発電所の安全性向上に取り組みます。

第21回定期検査総決起大会(社員、協力会社約60社、約2,400名が参加)〔平成30年5月17日〕
第21回定期検査総決起大会(社員、協力会社約60社、約2,400名が参加)
〔平成30年5月17日〕

「無事故・無災害完遂」を宣言〔平成30年5月17日〕
「無事故・無災害完遂」を宣言
〔平成30年5月17日〕

現場の一斉パトロールを実施

原子炉起動直前
社員、当社OB、メーカ、協力会社189名で実施
発電、送電開始直前
社員、当社OB、メーカ、協力会社184名で実施

発電所長による意識付け
発電所長による意識付け

オリエンテーション
オリエンテーション

狭隘部の弁の点検
狭隘部の弁の点検

図面を用いた改造箇所確認
図面を用いた改造箇所確認


社外有識者を主体とする「第16回原子力安全検証委員会」を開催しました

第16回原子力安全検証委員会の様子
第16回原子力安全検証委員会の様子

 当社は、平成30年6月1日、第16回原子力安全検証委員会※1(委員長・渡邉一弘氏[弁護士])を開催し、「美浜発電所3号機事故の再発防止対策の取組状況」、「原子力発電の安全性向上に向けた自主的かつ継続的な取組みのさらなる充実(ロードマップ※2)」等について、審議していただきました。

審議結果

(1)美浜発電所3号機事故の再発防止対策の実施状況
《確認した結果》

美浜発電所3号機事故の再発防止対策の実施状況について、次のとおり確認した。

  • ■美浜発電所3号機事故の再発防止対策で、自律的な取組みが実施されている。
  • ■事故の反省・教訓を忘れないために、有効な取組みが実施されている。

(2)「原子力発電の安全性向上に向けた自主的かつ継続的な取組みのさらなる充実(ロードマップ)」の取組状況

2-a.安全文化醸成活動の取組状況

  • ■ロードマップに基づく各取組みは、原子力安全の浸透、定着に寄与している。
  • ■他部門、上位機関等で策定された取組みは、現場で役立つ施策であると評価されている。
  • ■ロードマップの「ありたい姿」の実現に向けて、各施策が実行されている。

2-b.自主的・継続的な安全性向上の取組状況

  • ■ロードマップの取組みが、概ね計画に従い、実効性を確保して取り組まれており、ロードマップの「ありたい姿」の実現に向けて取り組まれている。
  • ※1 原子力安全検証委員会…「美浜発電所3号機事故再発防止対策」「原子力発電の自主的・継続的な安全への取組み」「安全文化醸成活動」について検証・助言をいただくための社外有識者を主体とした組織
  • ※2 ロードマップ…「原子力発電の安全性向上に向けた自主的かつ継続的な取組みのさらなる充実」のことであり、平成29年下期の進捗状況については、当社ホームページに掲載しています。

原子力安全検証委員会の審議結果、ご意見の詳細は、当社ホームページをご覧ください。

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