事業所・関連施設
大飯発電所
大飯発電所だより
2024年 12月
大飯発電所4号機 定期検査開始しました
大飯発電所4号機は、12月14日から約3ヶ月の予定で第20回定期検査を開始しました。定期検査の開始に先立ち、12月12日には発電所所員と協力会社社員が参加し、定検総決起大会を実施しました。大飯発電所で働く全員が一丸となり4号機定期検査の「無事故・無災害」の完遂を誓い合いました。
冬の作業になることから、凍結や積雪にも十分配慮し、安全最優先で定期検査に取り組んでまいります。
【定検総決起大会の様子】
町内の中学生を対象に野球教室を実施しました
11月30日におおい町内の大飯中学校、名田庄中学校野球部員が所属している野球チーム「UNIONS」にご参加いただき、三菱重工West野球部による野球教室を開催しました。
当日は、三菱重工West野球部選手の丁寧なご指導のもと、ポジション別練習やバッティング練習等を行い、午後からは2チームに分かれて紅白戦を行いました。参加した「UNIONS」の選手は、アドバイスを聞いた上で、技術レベルアップに取り組み、活気のある野球教室となりました。
今後も地域の皆さまとの交流やふれあいを大切にし、さまざまな取組みを行っていきます。
【バッティング練習の様子】
【紅白戦の様子】
【記念写真】

大飯発電所でエネルギーについて学習!
10月17日、11月17日、21日、12月5日の4日間で、おおい町内の小学5年生を対象とした、エネルギー教室を大飯発電所内で開催しました。手回し発電機を用いた発電実験により、発電の仕組みを学習しました。その後、VR(バーチャルリアリティー)を使って、発電所見学では限られた人しか入ることのできない原子炉格納容器内、タービン建屋の360°映像をご覧いただきました。
児童からは「発電所の迫力がすごかった!」、先生からは「普段見学できない大飯発電所を案内いただいて、発電所を身近に感じることができた。」等のお声をいただきました。今後も発電所について知っていただくとともに、親しみを感じていただけるよう取り組んでいきます。
【VR見学の様子】
~豆知識~ クリアランス制度について
クリアランス制度とは?
原子力発電所の解体に伴って発生する資材等のうち、放射能レベルが極めて低く、人体の健康に影響がほとんどないものについて、国の許可、認可を経て、リサイクルまたは普通の産業廃棄物として処分することができるようにするための制度です。
■クリアランス製品
サイクルスタンド(ホテルうみんぴあ)
110万kW級の発電所の場合、発生する廃棄物のうち、約96%が一般の産業廃棄物と同様に扱うことができ、また、約3%は放射能レベルがとても低く、放射性廃棄物として扱う必要のない「クリアランス対象物」となります。
■廃止措置に伴って発生する廃棄物の量と種類