01電気を生み出す / 火力発電所総勢約420人の「使命感」

石炭を運ぶベルトコンベアを補修作業する作業員
懸命にベルトコンベアの補修作業にあたる作業員
石炭船のハッチ内で石炭の陸揚げを見守る作業員
石炭をすりつぶす微粉炭機のローラー
ローラーの設置箇所を修繕作業する作業員
ベルトコンベアからこぼれ落ちた石炭を丁寧に吸い上げる作業員
微粉炭機に石炭を供給する設備の点検作業を行う作業員
24時間3交替制で見守り続ける中央制御室
ボイラ内部を直接覗き込んで点検する作業員
ボイラ出口煙道部に溜まった燃焼灰を取り出す作業員
クリンカ(燃焼灰)を掻き出す作業員
RO装置(海水淡水化装置)排水ポンプの分解点検を行う作業員

180万kWの安定供給を支える一人一人の点検作業

「ご安全に!」

ここ舞鶴発電所では、当社、関係会社、協力会社関係なく、毎日、現場の作業員らの威勢の良いあいさつが飛び交っています。

総勢約420人が一体となって、日常の設備の巡視・点検で不具合や異常箇所の早期発見に努め、異常が発見されれば早期に補修作業を行っています。

例えば、発電所内に張り巡らされた石炭を運ぶ総延長5kmのベルトコンベアは、毎日1回現場の作業員3名が隅々まで巡視点検し、不具合箇所があれば直ちに補修作業を行います。(写真一覧1枚目参照)

また、石炭を燃えやすい微粉炭(石炭をすりつぶして粉状にしたもの)にする微粉炭機(1号機6台、2号機5台)についても毎日1回点検し、不具合箇所があれば約60日間かけて修繕作業(写真一覧5枚目参照)を行います。

その他にも、中央制御室(写真一覧8枚目参照)では重要設備の運転状態や様々なデータを運転員が3交替制で24時間監視し、モーター音が響き渡る蒸し風呂のような暑さのボイラ室内では、約1,500度にもなるボイラ内部を毎日1回目視で点検等を行っています。

現場の作業員一人一人は、各持ち場で「何としてでも安全・安定運転を確保する」という強い使命感を持ち、それぞれの役割を果たしています。そうした当社、関係会社、協力会社の作業員の想いが一つとなって180万kWの安定供給を支えています。

電気をお届けするステップ

電気をお届けするステップ 01.燃料調達 電気を生みだす