木曽川開発の歴史

旧八百津発電所資料館

wpe72.jpg (7079 バイト) 岐阜県の八百津町にある旧八百津発電所は、平成10年4月20日、「旧八百津発電所資料館」としてオープンし、同年5月1日に国の重要文化財に指定されました。リニューアルされた同資料館は、歴史を感じさせる発電機やしゃ断器をはじめ現存している発電所として極めて珍しい「放水口発電所」がご覧になれます。また、八百津町の郷土資料も展示されております。
yaotu4.jpg (12241 バイト) 当初の設備は米国モルガン・スミス社製水車4台と、ジェネラル・エレクトリック社製の発電機4台が設置され、出力7,500kWを発電するもので、当時の日本では有数の発電設備でした。水車が破裂するといった事故もありましたが、その原因解明と改良により、日本の水車製造技術が向上するという役割も果たしました。大正13年までに4台とも電業社製に交換され、発電機も芝浦製作所がコイルを巻き換え、出力9,600kWの発電設備となりました。
wpe68.jpg (5480 バイト) 放水口発電所は、電気需要がひっ迫した大正6年に、八百津発電所の放水を利用して造られたもので、出力1,200kWの発電施設でした。発電設備は日立製作所の発電機1基を露出型フランシス水車4台で廻すという他に類例のない設備です。4台の錬成水車を低落差用に採用したのは、過度期の使用例であり、日本の水車製造技術の水準と特徴を示す貴重な産業遺産で、現存している例のないものです。

旧 八 百 津 発 電 所 あ ら ま し

旧八百津発電所は明治44年に、木曽川水系最初の本格的発電所として名古屋電灯株式会社により建設され、明治・大正・昭和の3代にわたり活躍してきましたが、昭和46年の新丸山発電所(関西電力)の完成を機に、昭和49年に運転を休止し、約63年にわたる発電の歴史に幕を閉じました。 関西電力では昭和53年に発電所施設を地元八百津町に譲渡したものであります。
所在地 岐阜県加茂郡八百津1770番地の1
電話 0572-43-3687、43-0390

(八百津町役場内教育委員会)

 

maehe.gif (1234 バイト)


東海支社HOME

 

企業情報