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とってもふしぎな「大気圧(たいきあつ)の実験」にチャレンジ!
- 保護者のみなさまへ
- この実験では、キッチン用品のふるいを使います。実験ではこの上にコップを逆さまにのせるので、ふるいの目が細かく、底が平らになっている必要があります。底が丸いものは実験できないのでご注意ください。
- ①小麦粉用などのふるい
お母さんに相談するといいよ。 - ②コップ
- ③ふるいが入る水そうや、せんめんき、たらいなど
- ④水(用意した水そう、せんめんき、たらいなどに入れる分)
- ⑤ぞうきん
失敗した時に水をふくために準備。
自信があればいらないかも?
- ①水そうやせんめんき、たらいなどに水を7~8割(わり)入れる。
- ②ふるいとコップを水そうなどに入れる。
- ③コップに水を入れる(イラストA)。
水がこぼれないように、水の中ですばやく逆さまにして、ふるいにのせる(イラストB、C)。
- ポイント
- コップをのせる時、少しぐらいなら水がこぼれてもOK。
ふるいを両手で持って、水そうから、まっすぐ上に一気に持ち上げる。
この実験では2つの力が働いて、水をこぼさないようにしています。
1つ目は、大気圧(たいきあつ)の力です。大気圧の力とは「空気の重さ」。わたしたちの頭の上には、はるかかなたまで空気があって、この空気の重さが、わたしたちのからだをおしています。
でも、上からも下からも横からも同じようにおされるので、わたしたちが気がつかないだけなんですね。コップを逆さまにしたとき、コップの中の水は、大気圧によって、下からおされています。
そして、2つ目は、「表面張力(ひょうめんちょうりょく)」です。水の表面には、表面をできるだけ小さくしようとする力が働き、これを「表面張力」とよびます。
この実験では、あみの目の間の水にこの力が働いて、水が落ちないように支えています。
大気圧の力と表面張力の力、2つを合わせた力が、水の重さよりも強いと、コップを逆さまにしても水がこぼれないのです。