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※キシリトールが手に入らなければ、トレハロース(甘味料)でもできるよ
キシリトールを使った「吸熱反応(きゅうねつはんのう)の実験」だよ
- 保護者のみなさまへ
- この実験では、キシリトール(トレハロース)を使います。ネットで入手できますが、トレハロースはスーパーなどの甘味料売り場でも入手できます。また、この実験は温度変化を確認するものですが、季節や部屋の状況で下記で示した温度とは異なる場合があります。
- ①温度計
- ②グラス
- ③わりばし
- ④キシリトール 粉(約50ミリグラム)トレハロース(甘味料)でもOK。
トレハロースは、お菓子作りでさとうの代わりによく使われるものだよ。おとなに聞いてみてね。
キシリトール入りのガムや歯ミガキは使えません! - ⑤水(約200ミリリットル)
グラスに水を入れる。
15分くらいそのままにしておき、水温がへやの温度に近くなってから、水温を測ってメモする。
- ポイント
- 水温がへやの温度に近くなってから測ろう。例えば、へやが18度なら、水温も18度くらいになるよ。
- ①キシリトール(トレハロース)の粉をグラスに入れ、わりばしでかき混ぜてとかす。ツブ状のキシリトールを使う場合は、つぶして粉にしてね。
- ②温度を測る。
キシリトール(トレハロース)は、水にとける時に、水の温度を下げる性質があります。
これを「吸熱反応(きゅうねつはんのう)」とよびます。
ふつう、ものが水にとける時には、熱を出します。しかし、キシリトール(トレハロース)は、熱をすいこむ性質があり、出す熱の量よりすいこむ熱の量が多く、水の温度を下げてしまうんだね。
参考:永岡書店「中学生ecoの自由研究 ガリレオ工房(編著)」
夏用のタオルやワイシャツには、こうしたトレハロースやキシリトールと同じ「吸熱反応」をもつものを使った商品が多く開発されています。天気にもよりますが、外にいても2~3度くらい、すずしく感じるそうです。
夏は、こうした商品のおかげで、クーラーの温度を必要以上に下げないなど、省エネに役立っているといわれているんだよ。