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エネルギーができるまで
いまわたしたちが使っているエネルギーは、石油、天然ガス、石炭、ウランなどのエネルギーです。こうしたエネルギーのもとは地球の中で長い時間がかかってつくられてきました。
石油や天然ガスは、海の底に積み重なったプランクトンなどの死がいが、バクテリアや地球の熱の働きで変化したものといわれています。石炭は、湿地帯(しっちたい)の大木がたおれて土砂(どしゃ)が積もり、地球の熱や土砂の圧力で何万年もの間に変化したものです。このように動物や植物からできたエネルギーのもとを化石燃料といいます。ウランは、地球が誕生(たんじょう)したころに衝突(しょうとつ)してきた、小さな惑星(わくせい)の中にふくまれていました。それが地球の深い場所で何億年もかかってウラン鉱石になったのです。どのエネルギーのもとも、うまっている量に限りがあり、使いつづけるといつかはなくなってしまいます。
②約50年
石油はとても使いやすく、使いみちも多いエネルギーのもとです。おもな産地は中東地いきで、日本は石油のほとんどを輸入にたよっています。もともと石油はプランクトンなどの死がいが長い間に変化したもので、地球上にいくらでもあるわけではありません。わたしたちがいまと同じように使っていくと、あと50年くらいでなくなってしまうと考えられています。