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2018年11月16日
関西電力株式会社

「原子力発電の安全性向上に向けた自主的かつ継続的な取組みのさらなる充実」に関する進捗状況について(2018年度上期)

 当社は、美浜発電所3号機事故の反省を踏まえ安全最優先の事業運営を行ってきましたが、その中で、東京電力福島第一原子力発電所事故から、原子力発電固有のリスクへの認識や向き合う姿勢が十分ではなかったことを学びました。これを踏まえ「原子力発電の安全性向上に向けた自主的かつ継続的な取組みのさらなる充実」(以下、ロードマップ)を策定し、これに沿った取組みを進めていくこととしました。

2014年6月20日 お知らせ済み]

 当社は、ロードマップの取組みを全社一体となって確実に実施するとともに、進捗状況を定期的に公表することとしており、今回、2018年度上期(2018年4月から2018年9月実施分)の進捗状況を取りまとめました。
 主な内容は、以下のとおりです。

(1)デジタル式中央制御盤の操作習熟に向けたシミュレータの導入
 保守性向上の観点から実施している、高浜発電所1、2号機と美浜発電所3号機の中央制御盤全体をデジタル式に取り替える工事の竣工に先駆け、操作の習熟訓練を行えるよう、当社の原子力運転サポートセンター内にデジタル式のシミュレータを導入しました。
(2)定期検査中の安全確保に対する意識付け強化
 高浜発電所3、4号機で本年実施した定期検査から、定期検査の燃料が装荷されている期間において、リスクの増減を1週間ごとに見える化(リスクの大きさに応じて、緑・黄・赤の3色で識別する等)した「週間リスク情報」の運用を開始し、当社社員と協力会社社員に周知することで、定期検査中の安全確保に対する意識付けを強化しました。

 当社は、今後も引き続き、ロードマップにおける取組みを含め、規制の枠組みにとどまることなく、全社一体となって、原子力発電の安全性向上に向けて、自主的・継続的に取組みを進めていくとともに、これらの取組状況について、分かりやすくお知らせしてまいります。

  • ※2004年8月9日、美浜発電所3号機のタービン建屋において、2次系配管が破損し、配管から熱水と蒸気が噴出した事故。事故当時、定期検査の準備作業をしていた協力会社の方が被災し、5名の方がお亡くなりになり、6名の方が重傷を負われました。

以 上

(添付資料)
(参考資料)