水力発電の概要
ダムの種類

ダムの種類

重力ダム

ダム自体の重さで水圧をささえるダムです。材質は主にコンクリートが使われ、構造は一般的に直線型で、横断面は台形で構成されます。日本のダムの約90%はこの形式です。
(図説)

アーチダム

ダムをアーチ型に湾曲させることで、両側山腹の岩盤に圧力を分散させて水圧をささえるダムです。重力ダムに比べてダムの厚さが薄くて済むため、材料コストを軽減できます。ただし、水圧に耐えられるだけの強固な岩盤が必要となるため、建設可能な地点は限定されます。
(図説)

ロックフィルダム

土、砂れき、ロック(岩石)を積み上げてつくるダムをフィルダムといい、そのうち岩石を占めるものをロックフィルダムといいます。水漏れを防ぐためにダムの内部または上流面に、水を通さない材料を使用しています。ダム自体の体積が大きく安定性はありますが、資材の運搬が困難なため、ダムの材料となる岩石が近くにある場所に適しています。
(図説)
水力発電トップへ戻る 再生可能エネルギートップへ戻る
戻る ページの先頭へ
HOME > エネルギー・安定供給 > エネルギー > 再生可能エネルギーへの取組み > 水力発電について > 水力発電の仕組み > ダムの種類