当社の40年以降運転に向けた取組み
原子力発電所では、発電所全体の設備をリスト化することで、抜けや漏れがないよう把握し、特性に応じて点検頻度や方法をきめ細かく選定した上で、計画的に実施しています。
タービンの定期検査
劣化事象 | 点検内容 | 点検頻度 | |
---|---|---|---|
部品1 | 割れ | 非破壊検査 | 5年ごと |
部品2 | 摩耗 | 寸法計測 | 3年ごと |
部品3 | 腐食 | 目視点検 | 1年ごと |
具体的には、日々の設備や機器の点検や、法令に基づき発電所を止めて行う定期点検に加え、経年劣化が顕在化しないよう、使用材料等の改良も踏まえた、大型機器やポンプ、配管の取替えなどを実施しており、プラント全体の安全性が高い水準に維持されています。
<高浜1、2号機 これまでの保守管理の主な実績>